新型【プリウスα】復活フルモデルチェンジいつ?60系派生の3列シートが2025年以降に発売の可能性は【トヨタ最新情報デザイン予想画像】ハンマーヘッドの2列シート ワゴンはスライドドア装備も要望、40系を後継するZVW60系アルファ出ない?

プリウス
プリウスα

プリウスα 2021年に販売終了

プリウスαの復活とフルモデルチェンジの可能性

プリウスαは、3代目プリウス(ZVW30型)の派生モデルとして2011年5月に登場しました。

トヨタ プリウスα

ホイールベースが80mm延長され、広大な荷室を持つ5人乗り仕様と、3列目シートを装備した7人乗り仕様の両方が設定されていました。

プリウスα

プリウスα

ZVW40W型が3列シートで7人乗り、ZVW41W型が2列シートで5人乗りとなっており、ZVW41W型ではプリウスシリーズで初めてリチウムイオンバッテリーが採用されました。これによりバッテリーが小型化し、3列目シートに必要なスペースが確保されています。

プリウスα 荷室

従来型プリウスα 5人乗り仕様のZVW41W型

プリウスαは約10年間にわたって販売され、ロングセラー商品となりましたが、2021年3月に販売が終了しました。販売終了後、直接の後継モデルは設定されておらず、その復活を望む声が高まっています。

プリウス

4代目 プリウス ZVW50型

一時は、50系4代目プリウスをベースにした二代目モデルの登場が噂されましたが、実現しませんでした。

prius-hev-z-003

60系 プリウスHEV Zグレード

現在では、最新の5代目プリウス60系をベースに開発された新型プリウスαの登場が期待されています。その中で、60系をベースとした「ツーリング」仕様のレンダリングがYouTubeにアップロードされ話題となりましたが、これはTheottleチャンネルによる自作であり、トヨタが公式に作成したものではありません。

「プリウスα」フルモデルチェンジの<まとめ>は、次のページ

プリウスαの復活を難しくする市場動向、ワゴン/ツアラーの需要減、トレンドはミニバンやSUVへ

2000年代初めには、トヨタ・ウィッシュやホンダ・ストリームなど、3列シート装備のワゴン車がトレンドでした。

ウィッシュ

ウィッシュ

また、2列シートのステーションワゴンとして、トヨタ・カルディナ、ホンダ・アコードツアラー、スバル・レガシィツーリングワゴン、マツダ・MAZDA6 ワゴンなどが人気を博していました。

レガシィ ツーリングワゴン フランクフルトモーターショー2013

レガシィ ツーリングワゴン

しかし、これらのモデルは販売終了となり、ユーザーはミニバンやSUVへと移行しました。プリウスαが登場した2011年当時は、これらの車種からの乗り換え需要がまだ残っていましたが、現在では3列シートワゴンの国内需要は縮小しています。

 

2列シートの中型ステーションワゴンとして、スバル・レヴォーグが現在販売されていますが、国内での販売台数は伸び悩んでいます。

カローラ クロス

カローラ クロス

特にトヨタでは、カローラクロスやカローラツーリングといった、ラゲッジスペースに余裕のあるハイブリッド車がラインアップされており、プリウスαを復活させる余地はないかもしれません。

「プリウスα」フルモデルチェンジの<まとめ>は、次のページ

プリウスαの復活とスライドドアを待望する声

プリウスαはトヨタの特徴的なモデルであり、ハイブリッド技術を採用したワゴンスタイルの車種として、多くの人々から好評を得てきました。従来のプリウスαは後部ドアがスイング形式で、スライドドアのタイプは存在しませんでしたが、一部でスライドドアの導入が要望されています。スライドドアは狭い駐車場でも容易に乗り降りできるというメリットがあり、低全高モデルにも採用実績があります。

sienta-01

シエンタのスライドドア

従来のプリウスαは「ステーションワゴン」として、5人乗りワゴンと7人乗りミニバンの2種類が提供されており、いずれも後席はヒンジドアを採用していました。次期型ではスライドドアの導入により、利便性が向上することが期待されています。もし新型プリウスαが発売され、スライドドアが採用されれば、ユーザー層に様々な変化をもたらす可能性があります。また、後席は三人乗車に対応したベンチシートの採用が望まれ、スライドドア部分の窓は全開可能な一般的なタイプが望まれています。

プリウスα 荷室

新型プリウスαの燃費は30km/l程度が期待されており、スライドドアの搭載による燃費悪化はそれほど懸念されていません。後席ヒンジドアの三列シート車は販売的に厳しい傾向にありますが、エクステリアデザインでは自由度が高まるというメリットがあります。仮に新型プリウスαが登場するとしても、スライドドアが採用されるかどうかよりも、フルモデルチェンジ発売自体が難しいかもしれません。

noah

ノアのスライドドア

トヨタからは他にもスライドドア装備車が多数発売されており、両側がスライドドアの車は狭い駐車場でも便利です。挟み込み防止機能により、子供がドアに指を挟んだ場合の対策も取られています。スライドドアを採用した車に乗っている人からは、寝ている子供を抱えての乗せ降ろしや荷物の積み下ろしが楽だという意見も多く寄せられています。

プリウスα<まとめ>は、次のページ

(このページには、権利者より報道目的または個人的・非営利目的の場合のみの使用が許可されている画像・動画を使用しています。)

 

「プリウスα」フルモデルチェンジ復活 まとめ

まとめ更新日: 2024/09/19

  • 2023年初頭、本家プリウスが5代目(60系)へフルモデルチェンジ
  • 一年半が経過するも、新型プリウスαが発売される予定は無し
  • 新型プリウス5代目モデルをベースにした「ツーリング」仕様のレンダリングが話題
  • 新型プリウスαの復活が期待されるが、実現は難しそう
  • 3列シートのワゴン/ツアラーの需要減、トレンドはミニバンやSUVへ移行
  • プリウスαはトヨタのハイブリッドカーで、2011年に登場
  • 後部ドアはスイング形式が採用されたが、新型ではスライドドアの装備が一部で期待
新型【プリウス】60系がリコール 135,305台が対象、走行中にリアドアが開く恐れ【トヨタ最新情報/マイナーチェンジ】受注再開いつ?2024年の一部改良に期待、GRプリウス コンセプトに相当か、Prius 24h Le Mans Centennial GR Edition 公開
2024/4/17更新【プリウス60系がリコール、走行中にリアドアが開く恐れ】【GR プリウス コンセプトの可能性は?Prius 24h Le Mans Centennial GR Edition公開、フルモデルチェンジ発売後も擬装ラッピングが施されたテストカーが目撃される】HEVが2023年1月10日に先行発売、PHEVは2023年3月1日の正式発売【新型プリウス グレード価格表】G 320万円、Z 370万円、他【新型プリウス、モデリスタがカスタムモデルを2台東京オートサロンで発表】【新型プリウス、フルモデルチェンジで5代目登場】KINTOの方が納期が早い可能性【これまでの歴史、発売周期は7年に延長】モデル中期の全固体電池導入に期待【プレミアム化】1.8Lハイブリッド2ZR-FXE型は第5世代に進化し継続【TNGA-Cキャリーオーバー】
新型【プリウスPHEV】フルモデルチェンジいつ?正式発売日2023年3月15日/460万円/先代から燃費悪化もEV走行105kmで0-100加速6.7秒【トヨタ最新情報】販売店の多くは予約受付オーダーストップ済、受注再開待望
2023/3/1更新【プリウスPHEVは2023日3月15日に正式フルモデルチェンジ発売日】HEVより少数台数生産の月間450台の計画【受注開始も入手困難】欧州基準EVモード航続距離68km【日本基準では最大105km】
タイトルとURLをコピーしました