プリウスがフルモデルチェンジに向け次期型開発、5代目はPHV本格普及車へ

プリウス

プリウスのフルモデルチェンジ、2022年後半から2023年前半予測

現行型プリウス(ZVW50系)は2015年に発売された4代目モデルである。2021年6月には一部改良が実施される予定であるが、その内容はボディカラー、オプションなどを対象にした小変更に留まる見込みである。

プリウス

現行プリウス

このタイミングで大掛かりな改良が実施されると、次期モデル投入時期の先延ばしが懸念されるところであるが、「2022年後半から2023年前半」が想定されるフルモデルチェンジに向けての開発は順調に進められていると考えられる。

次期プリウスはプラグインハイブリッドがメインに

開発中の5代目プリウスは、プラグインハイブリッド(PHV)の本格的な普及が大きなテーマとなっている。

1.8Lの2ZR-FXE系統を継続採用

トヨタのハイブリッドパワートレインは、最小クラスとしてヤリスの1.5L(M15A-FXE)があり、このプリウスの1.8L(2ZR-FXE)、その上に2.0L(M20A-FXS)がある。

M15A-FXE ハイブリッド

M15A-FXE

なかでも1.5Lと2.0Lは、ダイナミックフォースエンジンと呼ばれる新世代パワートレインである。プリウスシリーズにもいずれ2.0Lが搭載されるのでは、という予想もあったが、1.8Lをベースとしたシステムは次期型でも継続される見込み。

プリウスPHV ハイブリッドエンジン
ダイナミックフォース世代に準じた改良は盛り込まれるだろうが、それよりも注目したいのがバッテリー容量が増やされたPHVグレードがメインになるということである。

プリウスPHV

現行プリウスPHV

プリウスPHVは3代目モデルから、少量生産がスタートした。4代目モデルでは、さらなる普及を目指し専用ボディが与えられ、大幅に生産台数が増やされたが、それでも販売実績としては全体の一割にも満たない状況となっている。次期型5代目ではPHVがメイングレードとなり、販売の主役を担うことになる。

プリウスPHV 2012

プリウスPHV (撮影 2012年 北京)

次期プリウスの開発はTNGAプラットフォームをベースに再設計される

プラットフォームについては次期型もTNGA(GA-C)が継続採用となる。開発コストは抑えられるものの、ホイールベース延長などを含めた新設計となる。

TNGA プリウス

TNGA (GA-C)

ワンモーションフォルムも継続

エクステリアでは、「プリウスらしさ」として定着したワンモーションフォルムは踏襲しつつも、近年のデザイントレンドに従い、全高を抑えたスポーティーなスタイルとなる見込み。

ただし、ワンモーションフォルムで低い全高を設定すると、後席居住性が悪化しやすいというデメリットがあった。

北米仕様 インサイト

ホンダ・インサイト2代目

これは、かつてホンダ2代目インサイトが3代目プリウスとの販売競争で敗退した理由の一つでもあり、次期プリウスではこのあたりをどうまとめてくるのかも注目したい。

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