BMWコンセプト8シリーズがフランクフルトモーターショー2017に出品
BMWは2017年5月に8シリーズの復活をイタリアのコンクール・デレガンスで予告。そのコンセプトモデルが今秋開催されたフランクフルトモーターショーでも公開された。
BMWでかつて8シリーズと呼ばれたクーペモデルは1999年に販売を終了させており、その後、実質的な後継モデルとして6シリーズ、i8シリーズと続いた。2018~2019年あたりの発売が予想される次期8シリーズの登場により、名実ともにBMWのフラグシップクーペが復活することになる。
8シリーズは大型横型キドニー、小型細目ヘッドランプの組み合わせでスポーティに
BMWの次世代モデルを予告するコンセプトカーでは縦型キドニーグリルといった新たなデザインが盛り込まれつつあるが、この新型8シリーズあるいは次期Z4では膨よかな横型キドニーグリルが採用されることになる。フロント先端はスポーティなアンダーリップと組み合わせられ、キドニーグリルの存在感は抜群である。
フロントグリルと対照的にヘッドランプは細く小さい。同様の傾向は縦型キドニーグリルが採用されたコンセプトX7でも見られたが、コンセプト8シリーズの横型キドニーグリルの方が相性が良さそうである。
一方でコンセプトZ4では三角形型のヘッドランプと横型キドニーグリルの組み合わせとなった。ブランド統一デザインに拘らず、モデルごとに表情を大きく変えているのもBMWの次世代ラインアップの特徴となるだろう。