シトロエン新型C3、主力Bセグメントカーがフルモデルチェンジ
本日で閉幕を迎えるパリモーターショー2016では、地元フランスの自動車メーカーによるワールドプレミアモデルが目立った。シトロエンでは新型C3の市販型が注目のモデルとなった。
先代型C3は2009年のデビューであった。販売期間7年を経て、今回のフルモデルチェンジを迎え、3代目へ進化することになる。
新型C3のボディサイズは全長3990mm×全幅1750mm×全高1470mm、ホイールベースは2540mmとなる。先代型の全長は3941mm、ホイールベースは2466mmであったから、それぞれ+49mm、+74mmの延長を受けボディサイズは拡大している。ただし、Bセグメントクラスの枠内にはしっかり収まっており、従来型からのニーズをしっかりと引き継ぐことになるだろう。
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シトロエンC4に1.6Lディーゼルが追加、C4 FEEL BlueHDi 日本発売
シトロエンからC4 FEEL BlueHDiが2016年7月12日に発売された。
(写真はシトロエンC4)
シトロエンの現行C4は2010年に発売...
新型C3のエクステリアデザインはC4カクタス風、3段フロントランプとエアバンプ装備
新型C3のエクステリアデザインは縦3段に設置されたフロントライトが特徴となる。現行型C3も縦3段にライトが置かれるが、新型は上段がシャープに、中段がサイズアップしており顔付きは大きく変わった。
こういったタイプの意匠は、C4ピカソやC4カクタスで採用実績がある。今回通常ハッチバックモデルのC3にも使われたことで、シトロエンのラインアップの中で幅広く採用されていく可能性があるだろう。
また、サイドにはエアバンプが設定されるグレードも用意される。これはC4カクタスで先行して採用されたSUVテイストの装飾品である。
新型C3について現在のところ日本市場に向けたアナウンスは無いが、順次発売されていくことになるだろう。