ティーダ中国仕様が3代目へフルモデルチェンジ、北京モーターショー2016

日産

新型ティーダがワールドプレミア、中国市場では3代目モデルがデビュー

日産は4月25日~5月4日まで開催される北京モーターショー2016で、新型ティーダを発表した。

(写真は新型ティーダ)
ティーダ

ティーダといえば2012年まで販売された初代モデルを思い浮かべるのが日本では普通だろう。現在でも多くの初代ティーダを街中で見ることができる日本であるが、中国市場では2011年にフルモデルチェンジを受け2代目モデルに切り替わっていた。そして今回発表されたのが3代目モデルということになる。

ティーダ リアコンビネーションランプ ティーダ シート

新型ティーダは欧州パルサーがベース、日本発売はあるのか?

ティーダは2代目への移行時にボディサイズが拡大され、3ナンバーのCセグメントハッチバックカーへと進化した。グローバルでは需要の高いサイズの車種であるが、ワンサイズ小さいBセグメントが売れる日本市場ではノートに車種統合され、その販売に力が注がれた。ティーダのフルモデルチェンジを待ち望む声は日本でも大きかったが、結局2代目モデルが日本で販売されることはなかった。

一方で欧州ではパルサーの車名で2014年に新型のCセグメントハッチバックカーが発売されていた。

(写真はパルサー欧州仕様)
パルサー パルサーリアコンビネーションランプ

今回発表された中国仕様の新型ティーダは、この欧州仕様パルサーと車体の多くの部分が共通化されており、これらの大きな違いはエクステリアということになる。

新型ティーダはフロントのVモーショングリルが強調されている。日産ブランドのアイデンティティとなっているVモーショングリルはパルサーでも採用されているが、新型ティーダではバンパーラインをブラックアウト化することでシングルフレームグリル風のデザインが採用されている。

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