VWゴルフ オールトラックが日本発売、ヴァリアントベースのクロスオーバーSUV
フォルクスワーゲンは2015年7月21日にゴルフ オールトラックを日本発売した。
ゴルフ オールトラックは、昨年10月に開催されたパリモーターショー2014でワールドプレミアされたモデル。フォルクスワーゲンではこれまでに主力のゴルフをベースにした派生モデルとして、ゴルフ ヴァリアントをステーションワゴン車としてラインアップしてきた。ゴルフ オールトラックはこのヴァリアントのクロスオーバーSUV版となる。
ヴァリアントに対して最低地上高のアップ、ルーフレールなどSUVアクセサリーが追加されているのが一見してわかるが、オールトラックのモデルネームからもわかるようにフルタイム4WDシステムを採用しているのが大きなポイントとなっている。
ゴルフ オールトラックは1.8L TSI搭載、最安輸入車SUVとして魅力ある価格設定
ゴルフ オールトラックに搭載されるエンジンは1.8LのTSIが採用される。1.2L TSIからラインアップされるゴルフ シリーズの中では比較的大きなエンジンということになるが、SUVモデルとしては小排気量。アイドリングストップ、エネルギー回生システムの装備など燃費性能も重視され、JC08モード燃費は14.7km/Lとなる。最高出力は180ps、最大トルクは28.6kgfmというパフォーマンスだ。
ゴルフ オールトラック日本仕様では2タイプのグレード設定となり、TSI 4MOTIONが347万円、TSI 4MOTION Upgrade Packageが367円に設定される。
これらの価格は輸入車SUVで最安値という水準になっており、コストパフォーマンスの高さを感じさせる設定となっている。