ラニアハイブリッドが次期プリウスの対抗モデルとして日本発売される噂
日産はエクストレイルハイブリッドを2015年5月に発売させた。そのハイブリッドシステムは直4 2.0Lガソリンエンジンをメインとする1モーター2クラッチ式の本格的なものとなった。日産もようやく普及車クラスの車種にハイブリッドエンジンという選択肢を得ることができた。
そして、このハイブリッドエンジンはセレナなど、現行の2.0Lクラス車種へ搭載されていくことになるが、さらにハイブリッド専用の新型車種の導入も計画されている。
そのベース車体として第一候補に挙げられているのが、今年4月の上海モーターショー2015で市販モデルがワールドプレミアされたラニアである。ラニアは2013年のフレンドミー、2014年のラニアコンセプトをルーツとする中国市場をメインとして開発された中型セダン。そのグローバル販売も計画されており、日本市場向けにはハイブリッド専用車として導入されることが予想される。
既に車体およびパワートレインにおいて基本となるものが完成していることから、その発売日としては2016年内が予測される。
ラニアハイブリッドは次期プリウスのライバル車、東京モーターショーでデビューか
このラニアハイブリッドなるモデルは、2015年秋にフルモデルチェンジされるプリウスの対抗モデルとしてポジショニングされる。
ラニアハイブリッドは一見近未来的であるがオーソドックスなセダンスタイル。プリウスは次期モデルでもワンモーションフォルムのハッチバックスタイルになるとされており、互いのボディタイプは異なるのだが直接的なライバルとなるはずだ。
10月に開催される東京モーターショー2015では、トヨタが次期プリウスを、日産がラニアハイブリッドをワールドプレミアさせるのではと期待が高まる。