次期フィアット124スパイダーがマツダロードスター姉妹モデルとなる可能性
マツダ・ロードスターのフルモデルチェンジ発表がなされ、既に市販モデルの完成車体が公開されている。発売日は2015年6月頃になる見込みだ。
そして、この新型ロードスターには、アルファロメオブランドで販売される姉妹モデルの計画があり、マツダとフィアットグループが提携したことも2013年1月の段階で正式に発表されていた。
ただし、最近になってこの計画は少し変更されたという見方が強まっている。マツダロードスターの姉妹モデルは、当初予定のアルファロメオブランドからではなく、フィアットブランドで販売されるかもしれない。
Fiat 124 Spiderが米国で商標登録、アルファロメオは4Cスパイダーを市販化
こういった推測の根拠となっているのが、フィアット社が米国にてFiat 124およびFiat 124 Spiderの商標登録行ったことである。
Fiat 124 Spiderはかつて米国市場をメインにグローバル販売され、1985年まで生産されたオープンスポーツクーペ。マツダロードスターがフルモデルチェンジしたこのタイミングで商標復活したことで、姉妹モデルの正体はFiat 124 Spiderである可能性が考えられる。
一方でアルファロメオは、フルカーボンモノコックに1750TBエンジンを搭載させた4Cをベースに、オープンモデルの4Cスパイダーを開発。その市販モデルが既に発表済みである。ここからさらに、4Cスパイダーとボディサイズが近くなるであろうマツダロードスター姉妹モデルをアルファロメオのラインアップに加えるというのは少し考えにくい状況だ。