インフィニティQ80インスピレーション市販モデル導入は日本市場も対象
日産が海外展開するプレミアムブランド、インフィニティは今月開催されたパリモーターショー2014でInfiniti Q80 Inspirationを初公開した。
パリモーターショーのインフィニティブースでは、このインフィニティQ80インスピレーションとQ70のマイナーモデルチェンジモデルがステージの壇上に飾られた。
インフィニティQ80インスピレーションに搭載されるのは550psの新開発ハイブリッドシステム
Q80インスピレーションは、現行のプレミアムセダンとしてラインアップするフーガの更なる上級モデルとして、日産が新たなラグジュアリー4ドアクーペを計画していることを意味するものであった。
ライバルとなるのは、メルセデス・CLS、BMW6シリーズグランクーペ、さらにポルシェ・パナメーラも含まれるだろう。
特に日産と提携関係にあるメルセデスとは、このCLSかあるいはその後継モデルとプラットフォームが共通化される可能性がある。
パワートレインはV6 3.0Lのツインターボハイブリッドで最高出力は550ps程度になることが公表された。特にこのハイブリッドシステムについては、2017年までに市販モデルへ搭載することが公言されている。
エンジンユニットもやはり現行メルセデス車に搭載されているものが有力な候補となりそうだ。
例を挙げるなら、メルセデスベンツ・E400カブリオレに搭載される最高出力333psのV6 3.0Lツインターボエンジンは今回公表された仕様と近い。これをベースに日産がモーターアシストを追加した新開発ハイブリッドパワートレインが想定される。