パルサー ニスモ コンセプトがワールドプレミア、Cセグメントホットハッチ
日産はパリモーターショー2014でパルサーNISMOコンセプトを発表した。
欧州市場は、VW・ゴルフをベンチマークとするCセグメント車の主戦場となっており、日産が新型パルサー、ホンダがシビックをラインアップするなど、日本市場では見ることのできない車種が存在する。
なかでも今回のパリサロンにおいては日本メーカー勢によるスポーツモデルの提案が目立ち、Cセグメントホットハッチのコンセプトカーが複数出展された。
市販に最も近いモデルとしては、シビックタイプRコンセプトが挙げられ、2015年に日本へ輸入販売されることを確実視する筋もある。搭載されるのは2.0L VTEC-TURBOで、最高出力は280ps前後が予告されている。
パルサーNISMOの対抗車はシビックタイプR、欧州市場で日産とホンダがホットハッチ対決
日産のパルサーNISMOコンセプトは、このシビックタイプRに対抗し得るモデルとして今回ワールドプレミアされた。パルサーの車名は、2000年まで日本向けモデルにも使われていたが、今年2014年発売の欧州向け新型Cセグメントハッチバックカーとして再利用されている。その通常モデルのエンジンラインアップは、ガソリンエンジンとして1.2L DIG-T 115、ディーゼルエンジンとして1.5L dCi 110となっている。
今回のパルサーNISMOコンセプトについては、パワートレインは未定としており、内外装デザインのみの公開にとどまる。シビックタイプRを意識したモデルであることは明白であり、その最高出力280psがベンチマークとなってくるだろう。