スバル【クロストレック ターボ】B型年次改良やマイナーチェンジでCB15新開発エンジン追加設定の実現は難しい?計画中止が濃厚【XV後継車 最新情報】

クロストレック
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クロストレック STI Performance(大阪オートメッセ2023)

新型クロストレックに新開発CB15型1.5Lターボ追加はあるのか?

現行型クロストレックについて、2024年のB型への年次改良が注目される。2022年12月に行われたフルモデルチェンジでは、パワートレインが2.0L e-BOXERに絞られ、モデルのポジショニングがより明確となった。しかし、ファンや市場からは新たなパワートレインの追加に対する期待も高まっている。

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特に関心を集めているのは、スバルが開発中と噂されてきたCB15型の1.5Lターボエンジンである。これはレヴォーグ、フォレスター、レガシィアウトバックに搭載されてきたCB18型のダウンサイジング版に相当する。しかし、CB15型エンジンが市販モデルに導入される可能性は低いとの見方が強くなっている。

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スバルは2016年にボクサーエンジンの環境対応の手段として、新設計ダウンサイジングターボを第一の手段とすることを発表していた。しかし、その後、市販化が実現したのはCB18型に留まっている。

その後も、新開発パワートレインの導入計画は随時更新し公表されてきた。そのなかで、新開発CB15型 1.5Lターボエンジンが含まれそうな計画は消失してそうである。

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2023年5月発表の決算説明会 資料

2023年11月の発表においても、BEV専用ラインについての進捗状況がメインとなっている。ガソリン車については、中期的な将来に渡っての生産継続が確認できるものの、新開発パワートレインなど新たな動きは無し。また、ここで次世代e-BOXERと表記されているものは、水平対向エンジン+シンメトリカルAWD+THSの技術を融合したもので、トヨタからの技術協力で実現するシステムを指すだろう。

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2023年11月発表の決算説明会 資料

やはりCB15型と思われるターボエンジンの導入計画は中止となっていそうだ。

スバルは2024年2月12日時点でのクロストレックの納期が「2ヶ月程度」であることを発表した。最近の新型SUVモデルとしては、かなり手に入りやすい状況となっている。ただし、見方を変えれば、これは受注が少ないことの裏付けでもある。

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新型クロストレック(画像提供元 TOCOME enterprise 様)

新型クロストレックの初期受注がうまく獲得できていない可能性があるが、その原因の一つとして、エンジンラインアップの少なさが考えられる。

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新型クロストレック初期型には、2.0L e-BOXER搭載

日本仕様に搭載されるのは、FB20型 e-BOXERのみに限られており、従来型XVで用意されていたFB16型搭載グレードは廃止された。

CB15型 1.5Lターボは、CB18型のダウンサイジング版

スバルは完全新規開発のボクサーエンジンとして、CB18型エンジンの採用を進めてきた。既にレヴォーグ、フォレスター、レガシィアウトバックにおいて、搭載モデルがラインアップされている。

CB18型 エンジン

CB18型 エンジン

CB18型は、リーンバーンターボであることやクランクシャフト周辺を大幅に小型化させたことなどを特徴としている。その開発には多大なコストと労力が掛けられたことは想像に難くなく、排気量1.8Lバージョンに留まらず、スバルの新世代ボクサーエンジンとして複数の排気量タイプにバリエーション展開される可能性が高い。なかでも6気筒バージョン、あるいはダウンサイズさせた1.5Lバージョンが実用化されるのではと予想されてきた。

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特に後者の1.5Lバージョン、CB15型はXV後継クロストレックおよびインプレッサに適合した出力パフォーマンスが想定される。

新型クロストレック(XV後継)はSGP✕フルインナーフレーム構造採用

新型クロストレックは、XVのフルモデルチェンジに相当する。スバルグローバルプラットフォーム(SGP)も2巡目となり、フルインナーフレーム構造が採用された。

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