新型クロスビーの購入前に確認したい3つの弱点、ターボ廃止後の加速・オプション込み価格・5人乗車時の荷室

クロスビー

 

新型クロスビーの購入前に確認したい3つの弱点

新型クロスビーの購入前に確認したい3つの弱点

新型クロスビーは、2025年10月の大幅改良でデザイン、パワートレイン、安全装備をまとめて刷新しました。燃費や快適性は大きく向上した一方、旧型の走りや手頃な価格に魅力を感じていた人には、購入前に確かめておきたい変化があります。

特に注意したいのは、1.0Lターボ廃止による加速感の変化、欲しい装備を加えたときの価格、5人で乗る場合の荷室です。「新型クロスビーはやめとけ」という評価が誰にでも当てはまるわけではありませんが、旧型と同じ感覚で選ぶと、納車後の後悔につながる可能性があります。

新型クロスビー エクステリア

一方、新型はWLTCモード22.8km/Lの燃費、全車速追従機能付きACC、車線維持支援機能、最小回転半径4.7mなど、毎日の運転で実感しやすい長所を備えています。何を失い、何を得た改良なのかを、自分の使い方に照らして判断することが大切です。

「新型クロスビーの後悔しにくい選び方」の<まとめ>は、次のページ

旧型1.0Lターボから乗り換えるなら、80PSの加速感を試乗で確認

新型クロスビーは、旧型のK10C型1.0L直噴ターボと6速ATを廃止し、Z12E型1.2L自然吸気エンジンとCVTへ切り替えました。新エンジンの最高出力は80PS、最大トルクは108N・mです。旧型は99PS、150N・mだったため、数値上も力強さより燃費を優先したことが分かります。

新型クロスビー 1.2Lマイルドハイブリッド

街中では車両重量970~990kgという軽さもあり、穏やかで扱いやすい走りが期待できます。ただし、高速道路への合流、坂道、複数人乗車で一気に速度を上げたい場面では、旧型ターボの力強さとの差を感じやすくなります。ターボの加速感が好きだった人は、カタログ燃費だけで決めず、普段使う速度域を意識して試乗したほうがよいでしょう。

その代わり、2WDのWLTCモード燃費は旧型の18.2km/Lから22.8km/Lへ向上しました。4WDも17.0km/Lから21.0km/Lへ伸びています。加速の刺激より、燃料代、滑らかさ、日常での扱いやすさを優先する人には、新しい1.2Lマイルドハイブリッドが合っています。

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HYBRID MZに純正ナビと上級内装を加えると260万5900円

新型クロスビーの消費税込価格は、HYBRID MX 2WDが2,157,100円、HYBRID MZ 2WDが2,335,300円です。入口価格だけを見ると220万円を下回りますが、装備の選び方によって支払額は大きく変わります。

新型クロスビー HYBRID MZの価格と装備

9インチメモリーナビ、全方位モニター、スズキコネクト対応通信機のセットは201,300円です。HYBRID MZ 2WDへ装着すると2,536,600円になります。さらに、レザー調&撥水ファブリックシートやヘッドアップディスプレイを含む69,300円のアップグレードパッケージを加えると2,605,900円です。ここには有料色、販売店装着品、登録諸費用などは含まれていません。

4WDのHYBRID MZは2,500,300円で、ナビとアップグレードパッケージを加えると2,770,900円です。SUVらしい外観に加えてナビ、全方位モニター、上級内装まで求める場合、「約215万円から」という印象より予算が膨らみます。

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HYBRID MXは価格を抑えられるが、電動パーキングブレーキは非採用

HYBRID MXは、基本的な予防安全装備を備えながら価格を抑えたグレードです。一方、駐車ブレーキは機械式で、HYBRID MZに採用される電動パーキングブレーキとブレーキホールドは付きません。ACCは全車速追従機能付きですが、停止保持機能はMZに設定されます。

新型クロスビー 7インチメーターディスプレイ

ほかにも、MZにはステアリングヒーター、防汚タイプラゲッジフロア、後席パーソナルテーブル、PD対応USB Type-C電源ソケットなどが用意されています。価格差だけでMXを選ぶと、日常的に使いたかった快適装備が後から追加できない場合があります。反対に、それらを必要としなければMXは合理的な選択です。

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5人乗車時の荷室床面長は最大525mm、後席と荷物の配分が必要

クロスビーは全長3,760mm、全幅1,670mmのコンパクトな車体に、スライドとリクライニングができる後席を組み合わせています。狭い道や駐車場で扱いやすい一方、5人分の座席と大きな荷室を同時に確保できるサイズではありません。

新型クロスビーの後席と荷室

メーカー公表値では、5人乗車時の荷室床面長は最大525mm、荷室幅は最大1,305mmです。後席を倒さなくても9.5インチのゴルフバッグを横向きに積めますが、家族5人の旅行用品や大型キャンプ道具を載せる場合は、後席位置と荷物量の調整が必要になります。

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2人乗車時には荷室床面長を最大1,165mmまで広げられ、2WD車はラゲッジアンダーボックスを外すと120Lの床下空間も使えます。少人数でアウトドアへ出かける使い方には柔軟ですが、普段から4~5人で大きな荷物を運ぶなら、販売店で実車へ荷物を載せて確認したいところです。

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燃費、安全装備、取り回しを重視するなら新型クロスビーは有力

新型クロスビーは、旧型ターボの力強さを残すのではなく、燃費、静粛性、安全装備、快適性を伸ばしました。デュアルセンサーブレーキサポートⅡ、全車速追従機能付きACC、車線維持支援機能、車線逸脱抑制機能を標準装備し、毎日の運転負担を軽くする方向へ進化しています。

新型クロスビーの安全装備

最小回転半径は4.7mで、着座位置も高く、街中での見晴らしと取り回しに優れます。後席を動かして荷室を調整できるため、日常の買い物から2~3人でのレジャーまで、一台で幅広く使いたい人に向いています。

新型クロスビー インテリア

旧型ターボの加速を最優先する人、オプションを加えても予算を250万円以内に収めたい人、5人乗車で大きな荷物を頻繁に運ぶ人は慎重に比較する必要があります。反対に、燃費と安全装備、コンパクトな車体、使い方に合わせて動かせる後席を重視するなら、「やめとけ」という言葉だけで候補から外す必要はありません。

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新型クロスビーの後悔しにくい選び方 まとめ

まとめ更新日: 2026/07/25

  • 旧型1.0Lターボの99PS・150N・mから1.2L自然吸気の80PS・108N・mへ変更
  • 2WDのWLTCモード燃費は旧型18.2km/Lから22.8km/Lへ向上
  • HYBRID MZ 2WDに純正ナビとアップグレードパッケージを加えると2,605,900円
  • HYBRID MXは電動パーキングブレーキとブレーキホールドを非採用
  • 5人乗車時の荷室床面長は最大525mm、2人乗車時は最大1,165mm
  • 加速、必要装備、乗車人数と荷物量を実車で確認すれば後悔を減らせる
  • 燃費、安全装備、最小回転半径4.7mの取り回しを重視する人に適する
新型【クロスビー】特別仕様車はいつ?東京オートサロンのNature Photographerがヒント、フルモデルチェンジまで続く後期型の展開【スズキ最新情報】2025年10月ビッグマイナーチェンジ、1.2Lマイルドハイブリッド+CVTでWLTC22.8km/L
クロスビーは2025年10月2日にフルモデルチェンジ級の大幅改良を受け、後期型へ進化しました。フルモデルチェンジまでに特別仕様車は登場するのか、東京オートサロン2026の「XBEE Nature Photographer」と前期型の展開を詳しく見ていきます。現行型は1.2LマイルドハイブリッドとCVTでWLTC21.0〜22.8km/Lを実現。消費税込価格は215万7100〜250万300円、納期はおおむね2〜4か月が目安です。
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