エスクードが2015年の夏頃にフルモデルチェンジの予測、ビターラを国内向けに導入か
スズキのコンパクトSUV、エスクードが2015年夏頃にフルモデルチェンジされる見込みである。
スズキは2014年10月に開催されたパリモーターショーで新型ビターラを発表していた。欧州でのビターラシリーズは日本市場ではエスクードとして販売されてきたモデルである。
新型ビターラはハンガリーのマジャールスズキで生産され、欧州市場から販売がスタートされる。その後、世界各国での販売も予定されている。日本市場については2015年2月の発表が見込まれているSX-4 S-CROSSとの兼ね合いから導入を疑問視する見方もあったが、現段階では次期エスクードとして日本へ導入される可能性は高いと考える。
エスクードとして販売される日本仕様もハンガリー生産の輸入モデルとなる見込み。搭載されるエンジンも1.6Lガソリンとなるだろう。
スズキのコンパクトSUVは、エスクードとSX-4 S-CROSSの同時ラインアップとなるか
次期エスクードのボディサイズは全長4175mm×全幅1775mm×全高1610mmとなる。共通プラットフォームとされるSX-4 S-CROSSとキャラクターが近くなるが、こちらのボディサイズは全長4300mm×全幅1765mm×全高1575mmとやや大きい。またオートマチックトランスミッションに関しても、次期エスクードが6ATで、SX-4 S-CROSSがCVTと違いがある。
SX-4 S-CROSSはスタイリング重視の都市型クロスオーバーSUVで、ホンダ・ヴェゼルやマツダ・CX-3といったCセグメントクロスオーバーSUVと直接的なライバルとなる。一方で、次期エスクードは原点回帰し小型化される。