今が「買い」のスバル・エクシーガ
スバルの3列シート7人乗りミニバン、エクシーガがマイナーチェンジを行った。
エクシーガは2008年のデビュー以来、年次改良がされてきて今年で3年を迎えた。
その間、熟成度が高まり、デザインも洗練されつつある。
今回のマイナーチェンジは、フロントフェイスに変更が加えられ、最新のスバル顔のデザインが取り込まれた。
まさに今が買いの7シーターミニバンと言えるだろう。
新型エクシーガここが新しくなった
まず、ヘッドライトがすっきりしたデザインになったのは評価したい。従来モデルはヘッドライト内に意味不明なブルーのラインが入っていた。なぜ、こんなダサイ青色入れたのか理解できないユーザーも多かっただろう。それでもスバル初の7シーターということで妥協して購入したものである。
新しいヘッドライトはキャラは無くなったが、いい意味で無難な仕上がりになった。
パドルシフトが多くのグレードで採用されるようになったのもポイント。
2.0iを除く、2.0i-S、2.5i-S、2.0GTの各グレードに標準でパドルシフトが採用されるようになった。
このほか、内装色とボディ色に新しい色が加わった。
エントリーモデルの2.0iは価値が高い
エクシーガは、ウィッシュやストリームよりワンランク上のボディサイズを持つ7シーター。オデッセイほどの広さはないが、3列目シートもそれなりに使えるレベルの広さがある。
そんな中、エクシーガ2.0iのFFモデルが199.5万円なのはお買い得感がある。トランスミッションにCVTが採用され燃費もライバル車に負けないものとなった。
水平対向エンジン搭載で、走りにもこだわった3列シートミニバンが、200万円を割り込んだ価格設定となれば、購入を検討するユーザーも増えそうだ。
エクシーガにもアイサイト搭載モデルがある
Eye Sightはver.1のままで変更が無いのは残念。
スバルは将来へわたってEye Sightの全車への導入を行うと発表しているが、評価の高いアイサイトver.2は現在のところレガシィのみに装備されるに留まっている。
しかもエクシーガでアイサイトが選択できるのは上級モデルの2.0GTだけだ。車両価格は315万円で、これではアイサイトの価格分は10万円と言われても、納得して購入できる人は少なくなるだろう。
廉価グレードの2.0iにEyeSight ver.2のオプション込みで209.5万円なら、かなりのお買い得感がある。来年ぐらいには、こういったモデルが登場してくるのではないかと期待する。