新型セニックがジュネーブモーターショー2016でワールドプレミア
ルノーのコンパクトミニバン、セニックがフルモデルチェンジを受け、今月スイスで開催されたジュネーブモーターショー2016でワールドプレミアとなった。
新型セニックのボディサイズは全長4406mm×全幅1865mm×全高1653mm、ホイールベースは2734mmとなる。今回のジュネーブでは2列シートの5人乗りモデルしか見ることができなかったが、従来型では3列シートを装備するグランセニックなるモデルが存在しており、今後は3列シート車の新型を待ち望むファンが多くなるだろう。
新型セニックの日本導入はあるか?3列シートモデルも期待
新型セニックのフロントデザインはルノー最新のデザインルールが適用され、ルーテシアやキャプチャーなどと共通するフェイスに仕上げられた。
インテリアではフランス車らしくしっかり感のあるシートが好印象である。中央にはタブレット端末ほどの大きさの縦長ディスプレイが存在感を示す。安全運転支援システムとして自動ブレーキが全車標準装備される。
シートが肉厚なこともあり、ボディサイズから想像するほどラゲッジの広々感は少ない。
日産との提携以降、ルノーは比較的日本でも買いやすい輸入車ブランドとなっている。ただし、現在ルノー・ジャポンではセニックシリーズの取り扱いを行っておらず本モデルからの導入を期待したいところ。
他の欧州ブランドを見れば、フォルクスワーゲン・トゥーランやシトロエン・C4ピカソなどが日本販売されており、オシャレな小さめ輸入3列シート車を求める需要はそれなりにありそうだ。