三菱自動車は東京オートサロン2022で、「Vision Ralliart Concept」を出品した。
「Vision Ralliart Concept」は、2021年10月に国内向けにフルモデルチェンジ発表となった新型アウトランダーPHEVがベースとなっている。
三菱自動車は昨年2021年5月の決算説明会にて、「ラリーアート」ブランドの復活を予告していた。既に海外向けには「トライトン」、「パジェロスポーツ」に「ラリーアート」の設定が用意されている。今後、国内向けには「Vision Ralliart Concept」で示された、「アウトランダー ラリーアート」のラインアップ追加が期待される。
『Vision Ralliart Concept』は、三菱自動車のエンジニアリング技術とクルマづくりにかける情熱を結集し、プレミアムで圧倒的な存在感のスタイリングとすることで、新しいラリーアートの可能性が表現された。
また、様々な天候や路面でも安心して快適に楽しめる三菱自動車らしい走りをさらに磨き上げたコンセプトカーとなる。
重厚感があり機能美を感じさせる前後バンパーと大きく張り出した前後オーバーフェンダーによってボリュームのある筋肉質で力強いフォルムが実現され、ラジエーターシャッター付きのフロントグリル、レーシーな印象を与える大型リヤディフューザーによってスポーティさが表現された。
ボディカラーは光の当たり方によってブルーのハイライトが浮かびあがる特殊な加工を施したマットブラックが採用される。
走りの面においては、ワイドトレッドとして22インチの大径ホイール&タイヤが装着される。通常アウトランダーよりも強力なモータートルクに見合った制動性能を発揮する大径ブレーキディスクと対向6ポットキャリパーが採用され、「走る」「曲がる」「止まる」のレベルが一段と高められる。