ティーダ後継車が開発中、中国仕様とは異なるボディで日本市場にも導入か?

日産

次期ティーダは中国仕様とは別物?2014年内に欧州発表される可能性

日産のCセグメントハッチバックカーのティーダは2012年に国内向けモデルの販売が終了していた。同時期にデビューしたBセグメントの新型ノートとラインアップが交代されることで、日産ブランドでは国内向けにCセグメントハッチバックカーの販売がされていない状況となっている。

(写真は2代目ティーダ、中国仕様)
ティーダ

一方で先代ティーダの販売が好調であった中国では、2代目となる新型ティーダが販売されている。この中国仕様のティーダがいずれは日本市場を含めたグローバルで販売されるものと期待されていたが、結局はアジア、オセアニア、中東での販売に留まっていた。日本市場だけでなく、Cセグメントハッチバックカーの主戦場でもある欧州市場での販売も果たされていないことになる。

ティーダ 内装 ティーダ リアシート
新型ティーダ

そんな中、日産は欧州市場をターゲットにした新たなCセグメントハッチバックカーを開発している。グローバルでは既にティーダの車名で2代目モデルが存在する状況では、この開発中のCセグメントカーの車名がティーダとならないかもしれないが、ティーダ後継車としてのポジションにラインアップされることは間違いないだろう。

(写真は新型ノート)
ノート メダリスト コンパクトカー HR12DDR 直3 1.2L スーパーチャージャー
ノートと共通の直列3気筒 1.2Lスーパーチャージャーの搭載も期待される。

ティーダ後継車種は欧州市場向けにクオリティアップ、ボディサイズ拡大

中国の2代目ティーダは、販売されている地域から判断すると、やや新興国向け車種であるという見方もできる。今回開発中の新型車は欧州向けということであるから、日本市場でも受け入れられるクオリティで仕上げられることが期待され当然日本販売もあり得る。ただし、主力市場は欧州になるため全幅1.7m以上の3ナンバーボディサイズになることは避けられないだろう。

まずは2014年内とされる欧州発表を待ちたい。

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