日産の新型セダン、ラニアが上海モーターショーでワールドプレミア

日産

ラニアとして日産が新型セダンを発表、中国市場の若者をターゲットとしたモデル

日産は4月20日より報道向け公開がスタートした上海モーターショー2015で、新型ラニアを発表した。

(画像は新型ラニア)
ラニア 日産

中国では北京と上海で国際モーターショーが隔年開催されるが、前回の北京ショー2014では本モデルの前身であるラニアコンセプトが初公開されていた。今回はその市販型の公開ということになる。

新型ラニアはブルーバード後継車、ハイブリッドエンジン搭載による日本発売を期待

新型セダン、ラニアのエクステリアデザインはコンセプト段階のモデルに非常に近いものとなった。フロントは現行日産車のアイデンティティとなっているVモーショングリルが配置される。ヘッドランプはブーメラン型を採用しているが、現行日産車と比較すると奇抜さが抜けセダンらしく落ち着いた形状となっている。

ラニア Vモーショングリル ラニア リアコンビネーションランプ

ボディ後半ではCピラーの一部がブラックアウト処理されており、サイドウィンドウからリアウィンドウまでが連結されたデザインとなっている。このような造形は、ミニバンやステーションワゴン車でよく見られたが、セダンに採用することで既存のいずれのボディタイプにも属さない新鮮なイメージが与えられた。

日産ラニア 2015 ラニア ブルーバード後継 新型セダン

新型ラニアはコンサバティブなセダンボディでありながらも、若者ウケを狙った斬新な仕上がりとなっている。こういったモデルを生み出すことができたのは、セダン需要の大きい中国でデザインされたことが理由として大きいだろう。

ラニア インテリア

今回は主にエクステリアおよびインテリアデザインの発表にとどまっており、2015年秋に中国で新型ラニアとして発売日を迎える計画となっている。日本市場へ向けたアナウンスは無いが、北京でのコンセプト発表時にはハイブリッドエンジンの搭載が噂されていたことから、プリウス対抗馬としての日本発売が期待される。

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