日産の次世代e-POWERは250kW/700Nmクラス4WD、次期キャシュカイへ搭載か

日産

e-POWER搭載、次期キャシュカイを予告か、IMQコンセプトを発表

日産はIMQコンセプトをジュネーブモーターショー2019で発表した。新型のクロスオーバーコンセプトとなる。アンベールは8分00秒あたりから。

IMQコンセプトのボディサイズは全長4558mm×全高1560mm×全幅1940mmとなる。欧州で販売されるキャシュカイ(旧型日本名デュアリス)とエクストレイルの中間のサイズ。シェイプが削られた市販型の段階では、キャシュカイを後継するモデルになることが想定される。

欧州Cセグメントのクロスオーバーであると言及、市販化の可能性は高い?

IMQコンセプトについて欧州Cセグメントクロスオーバーのど真ん中のサイズ感であることがコメントされており、トヨタ・C-HR、2019年内の発売が想定されるマツダ・CX-30の対抗モデルとなるはず。次期キャシュカイとしての市販化のほか、ルノーや三菱のブランドでも姉妹モデルが設定されることが期待される。

パワートレインでは次世代のe-POWERを搭載。最高出力250kW、最大トルク700Nmの4WDシステムとなる。

日本で先行導入されているe-POWERであるが、現行モデルはノート e-POWERが80kW/254Nm、セレナ e-POWERが100kW/320Nmといったモータースペックとなっている。さらに電気自動車のリーフでは110kW/320Nmとなっており、モーターパフォーマンスを徐々に向上させてきた。
ドライブモーターをフロント/リア各1基ずつ搭載させることで、IMQコンセプトの仕様も実現可能なものに思える。

このほか、発電を担うガソリンエンジン部は、1.5Lターボが示されている。

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