新型アクセラのフルモデルチェンジが早まりそう、全幅拡大で大型化
新型アクセラの発表が2013年6月27日に行われ、これは予想されていた時期よりも数ヶ月早いタイミングであった。そして日本発売の時期も予想よりも早まり、9月の下旬頃になりそうだ。
新型アクセラのボディサイズは全長4460mm×全幅1795mm×全高1450mm、ホイールベースは2700mm。現行モデルと比較すると、ホイールベースは60mm延長するものの全長は変わらず。全高は15mm低く抑えられスポーティな印象になり、全幅は40mmの拡大を果たすことでより立派なスポーツハッチバック車へと進化した。ただし1.8m近い全幅は、日本ユーザーの一部からは敬遠されるボディサイズになったとも言えるだろう。
コンセプトカーKODOをベースにデザインされた新型アクセラ。そのフロントエクステリアは、グリルがアテンザよりも下に膨らみを持ち、主張の強いものとなった。アテンザではグリル下に取り付けられていたナンバープレートは、アクセラではグリル内に装着されることになるだろう。
新型アクセラハイブリッドはアクアの燃費性能を超える可能性もある
新型アクセラ日本モデルに搭載されるエンジンは1.5Lと2.0Lで、何れもアイドリングストップ搭載のスカイアクティブGとなるだろう。組み合わさるトランスミッションは6速ATのスカイアクティブドライブとなる。
さらにマツダ初となるハイブリッドエンジンが導入されるが、これは初期モデルではセダンのみとなる見込み。公式発表は未だないが、トヨタ・アクアと同じTHSⅡのシステムをマツダ製1.5Lガソリンエンジンで組み上げたものになるだろう。アクアも1.5Lエンジンを採用しているが、スカイアクティブ技術が盛り込まれたマツダ製の方がエンジン単体の燃焼効率が良いということから、アクセラハイブリッドはアクアのJC08モード燃費35.4km/Lを上回る可能性があるだろう。
また、新型アクセラは2.2Lのクリーンディーゼル搭載車がラインアップするとされているが、これは海外向けの可能性が高い。日本仕様については、初期モデルからのディーゼルラインアップは難しそうで、2014年以降の追加投入が予測される。