新型【インプレッサ】フルモデルチェンジ2022年秋発売予想、次期型は第二世代SGP、CB15型エンジン搭載か

インプレッサ

インプレッサの6代目へのフルモデルチェンジは2022年秋

スバル・インプレッサのフルモデルチェンジは、2022年秋の実施が予想される。

現行型インプレッサ

現行型インプレッサ

2021年秋は、現行型のGT/GK系では最後となる一部改良を受ける見込みで、モデル末期の販売体制が整えられることになる。

スバルグローバルプラットフォームは第二世代へ

一方で、最近のスバルのラインアップでは、スポーツモデルのWRXが注目を集めており、今秋にもフルモデルチェンジ発売される見込み。既にティザーサイトもオープンしている段階だ。WRXシリーズは、この新型でようやくスバルグローバルプラットフォーム(SGP)が導入されることになる。

新型WRX 走行性能

新型WRX

SGPは2016年発売の現行インプレッサから導入がスタートされた。インプレッサからレガシィまでを共通プラットフォームで設計することで、新型車の開発が効率化されてきた。そして、来秋フルモデルチェンジで通算6代目となる新型インプレッサでは、SGPは第二世代型に進化する。さらなる車体剛性のアップにより、操縦安定性、乗り心地が向上されることになるだろう。

インプレッサ 2019

現行型インプレッサ

搭載エンジンは、現行型キャリーオーバーのFB16型、FB20型、FB20型 e-BOXERが考えられる。ただし、スバルでは従来2.0Lクラスエンジンからのダウンサイジングターボとして、水平対向4気筒の1.5Lターボ(CB15型)が開発中となっている。開発が間に合えば、次期インプレッサから搭載されることになるだろう。

インプレッサ フロントグリル

現行型インプレッサ

インプレッサはフルモデルチェンジでCB15型の搭載が期待される

CB型エンジンについては、昨年2020年より1.8L版のCB18型が、レヴォーグ、フォレスター SPORT、レガシィ アウトバックで搭載実績がある。ツインスクロールターボによる過給器の装備と、リーンバーンが採用され、熱効率は40%に達する。

次期インプレッサへの搭載が予想されるCB15型は、その1.5L版となるダウンサイジングエンジンである。

CB18型 クランクシャフト 2

CB18型 エンジン

CB型エンジンの最大の特徴は、ボアピッチの縮小化である。従来型インプレッサに搭載されてきたFB16型や、FB20型などでは、大排気量の2.5L版(FB25型)が存在することもあり、ボアピッチは113mmとしてきた。これに対し、CB型ではボアピッチは98.6mmと短く設定され、小型軽量化が図られている。

CB18型 クランクシャフト

CB18型 エンジン

ボアピッチの縮小は、クランクシャフトを強度低下させることなく小型化する必要があり、開発に相当なコストが必要であったことは想像に難くない。つまり、CB18型の1.8Lだけでは適用車種が限られ、開発コストが合わないのでは、という考え方があり、他の排気量への展開が期待された。

CB18型 DIT

CB18型 エンジン

排気量のラインアップを増やすとなれば、ボアピッチを縮小させた関係もあり、ボアアップによる大排気量化は困難である。逆に、1.8Lから排気量をダウンさせるのは容易である。こういった一連の理由もあり、1.5L版のCB15型が後に控えていることは、CB18型の開発段階から予想されてきており、スバルも否定はしてこなかった。

次期インプレッサに、新開発CB15型の搭載を期待する声も高まるわけである。

現行型インプレッサ リアコンビネーションランプ

現行型インプレッサ

また、次期インプレッサの電動パワートレインとしては現行型キャリーオーバーの2.0L e-BOXERが採用されるだろう。

インプレッサ インテリア

現行型インプレッサ

トランスミッションはリニアトロニックCVTの採用となるが、レシオカバレッジ(変速比幅)の拡大は期待されるところである。

インプレッサがフルモデルチェンジで「新開発」水平対向エンジンを搭載できるのは次期型が最後か

厳しくなる排ガス規制のなかで、水平対向エンジンは一般的な直列エンジンよりもその存続が難しいとされる。

CB18型 エンジン

CB18型 エンジン

例えば、ロングストローク化も環境性能を向上させるアプローチの一つであるが、最新エンジンCB18型のボア×ストロークは80.6mm×88.0mmで、ボアストローク比としては1.09となる。これは水平対向エンジンとしては、大きな値だろう。しかし、トヨタの新型直列エンジンのM15A型やM20A型はボアストローク比が1.21にも達している。

M15A-FKS

トヨタ M15A-FKS + Direct Shift CVT

また、水平対向エンジンは3気筒化ができない。このことは、1.5L前後のエンジンパワーが最適なインプレッサ クラスの車種において、水平対向エンジンの搭載継続を難しくさせる。一般的に環境性能を重視したとき、一気筒あたりの排気量は500cc前後が最適と考えられている。これは前述のトヨタM15A型だけでなく、BMWのB38型などグローバルを見ても同じ考えで進んできている。

bZ4Xコンセプト

bZ4Xコンセプト

2021年4月の上海モーターショーでは、スバル&トヨタ合作のEVコンセプト、bZ4Xが発表された。スバルからは独自エクステリアで、SOLTERRA(ソルテラ)のモデルネームで市販化されることになる。

ソルテラ

スバル・ソルテラ

さらにソルテラは北米で2023年モデルであることが宣言されており、つまりその発売時期は2022年となる。まずは中型SUVのカテゴリで、スバルはピュアEVの市販モデルを出してくるわけだ。

早くとも次々型となるだろうが、将来のXV、インプレッサといった1.5Lクラス車の一部グレードでは、EVパワートレインのラインアップが予想される。そんななか、現在開発中のCB15型を後継する次々世代の水平対向ガソリンエンジンは、もう開発していくのが難しいのではないかと憂慮される。

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