エンジンオイルの確認方法、中古車購入時は必ずチェックしたいポイント

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エンジンオイルの定期的な交換はとても重要、レベルゲージを確認

車を所有するにあたって留意すべきことはたくさんありますが、ある程度定期的に考えておかなければならないのが、エンジンオイルです。エンジンオイルには、エンジン内部の摩擦を減らす、エンジン内部を密閉しガス漏れによる圧力低下を防ぐ、エンジンで発生した熱を冷却する、エンジン内部を清潔に保つ、エンジン内部の錆を防ぐ、と実に多くの効能があります。車の手入れとして、エンジンオイルを定期的に交換しているかどうかは重要なポイントの1つなのです。

中古車のエンジンオイルの状態で、大事に乗られていたかがわかる

中古車の購入を考える際には、エンジンオイルの状態をチェックすることで色々な情報を得ることができます。エンジンオイルのチェックの方法は、以下に説明するように誰でもできる簡単なものです。
まずエンジンが切られていることを確認します。あとはエンジンルームを開け、エンジンオイルに差されているレベルゲージの量をチェックするだけです。多くの場合、上限と下限の量を表す印がついていますので、オイルの量がその範囲におさまっていればよいということです。またもう1つのチェックポイントが、エンジンオイルの注ぎ口についているオイルフィラーキャップと呼ばれるふたの裏側です。キャップの裏側にオイルの黒いカスが多くついている場合、古いものや品質の悪いオイルを使われていた頻度が高いということを示しています。

重要なのは、オイルの残量を最終点検整備歴と照らし合わせてみるということです。例えば、最後の点検がつい最近のものであるにもかかわらず、オイルの残量が非常に少なくなっている場合には、エンジンでのオイル漏れを疑うことができます。エンジンオイルをチェックして、その車が前のオーナーによって大事に乗られていたのかどうかチェックしてみるようにしましょう。

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