EV化が進んでもホンダはスモールスポーツを続ける、EV STER後継
ホンダは東京モーターショー2017でSports EV Conceptをワールドプレミアさせる予定となっている。
既に公開されたSports EV Conceptのティザー画像からは、クーペボディの小型スポーツ
カーであることが確認できる。モデル名が示す通り、パワートレインはEVとなる。
ホンダはこれと近いEVコンセプトモデルとして、2011年に発表したEV STERがあった。EV STERはオープンカーということでボディ形状で大きな違いがあるが、EVパワートレイン採用のスモールスポーツという意味では、Sports EV ConceptはEV STERの後継と言っても過言ではないだろう。EV STERはその後、ボディデザインがS660に継承され、ガソリンエンジン搭載の軽自動車として市販化された。今回のSports EV Conceptこそは、EVとしての市販化が期待される。
プラットフォームはUrban EV Conceptと共通化される見込み
先月のフランクフルトモーターショー2017でホンダは、Urban EV ConceptとしてスモールEVカーのコンセプトモデルを発表したばかりであった。これとSports EV Conceptのプラットフォームは共通化されることが想定される。
現在のところ、後ろからのデザイン比較しかできないが、ラウンドがしっかり入ったレクタングルのブラックアウト部とその中にあるスクウェア枠のリアコンビネーションランプは共通点が多い。ブラックアウト部はSports EV Conceptでもメッセージ表示機能付きだろうか。