ホンダの新型NスポーツのエクステリアデザインはEVスターが基本となる
Nスポーツとは、ホンダが開発を進めている軽スポーツカー。ビート後継車とも言われてきたが、Nスポーツと車名が明らかになった。「N」はホンダの新世代軽自動車として販売が好調なN-ONEやN-BOXに続くシリーズを意味する。
Nスポーツのエクステリアデザインは、2011年の東京モーターショーで初公開されたコンセプトカーのEVスターがベースとなる。そのフロントデザインを見ると、新型フィットや新型アコードにもその要素が取り込まれているのがわかる。このEVスターは最近のホンダ顔のハシリでもあったわけで、ホンダブランドを統一するデザインとしてNスポーツにも取り入れられることになるだろう。
Nスポーツは3気筒ターボの高回転型軽自動車エンジンをミッドシップ搭載
EVスターはその名の通り電気自動車であったが、市販モデルのNスポーツでは軽自動車規格のガソリンエンジンを搭載することになる。N-ONEなどにも搭載されている直3 DOHCターボのS07A型がベースとなり、高回転域を重視したセッティングがなされる。またミッドシップということで、エンジンはシート後方に配置されることになる。
一方、トランスミッションに関しては従来的な6速MTが採用される可能性が高い。最近のホンダはトランスミッションのDCT化に積極的であるが、このNスポーツに関してはDCTは見送られるようだ。自動変速モデルも後追いで追加される可能性が高いが、これもDCTではなくCVTになるだろう。
今後のスケジュールは、来月開催の東京モーターショー2013で市販プロトが発表されることになる。市販時期は2014年の秋頃が目処となるだろう。