次期フィット2019年10月予定、1.0Lターボ、1.5L i-MMDなど搭載

ホンダ

フィット今秋フルモデルチェンジへ、4代目モデル

ホンダ・フィットが2019年10月にフルモデルチェンジを受ける見込み。
同時期に開催される東京モーターショーへも出品されるだろう。

スパイショットの車体は、ルーフレールが付いており、一年遅れの2020年の追加発売が予想されるクロスオーバーモデルである。とはいっても、樹脂フェンダー類のアクセサリーと、最低地上高が多少上げられる程度のクロスオーバー風カスタマイズモデルになると思われ、基本的には次期型フィットそのものと考えられる。

次期フィット

フィット4 クロスオーバー

偽造シートが貼られているせいで、フロントフェイスの細かい表情まではわからない。しかし、ボディラインは少し角が取れてヘッドランプは大きく、親しみやすい印象に仕上がるのではないかと思われる。現行型3代目の、直線的でシャープなイメージからは雰囲気を変えてきそうである。

フィット フルモデルチェンジ

外側から見ただけでも、リアシート部分のゆったりしたパッケージングが想像できる。コンパクトなボディの中に大きなキャビンを設定するというのがフィットの特徴であった。このコンセプトは変わらないだろう。

次期フィットの上級パワートレインは、1.0L VTEC-TURBOと1.5L Sport Hybrid i-MMD

パワートレインでは、いよいよ、3気筒1.0LのVTEC-TURBOが導入となる。欧州シビックに搭載されてきたユニットである。

そして、ハイブリッドユニットは1.5LのSport Hybrid i-MMDが採用される見込み。これは2018年末に発売された新型インサイトで、市販車搭載の実績がある。ただし、車両価格が高くなることが懸念される。

現行ベースの1.3Lあるいは1.5LのNAエンジンも引き続き採用され、低価格グレードも用意されるはず。

国内での最大のライバルはトヨタ・ヴィッツ。こちらもフルモデルチェンジが迫っており、モデル名がグローバルネームのヤリスに変わる。フィットとはフルモデルチェンジの時期が近くなり、販売台数を巡って鎬を削る状況になりそうだ。

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