次期ビート2014年発売、EVスターのエクステリアデザインをそのまま採用

ホンダ

ホンダ軽自動車ビート後継は、EVスターのエクステリアを採用

先月のレポートで、次期ビートの発売が2014年になるとお伝えした。これはホンダの伊東孝紳社長自らの発表によるもので、これで軽自動車ビート後継モデルの発売が確定したことになる。
そして、これまで次期ビートのエクステリアについては、コンセプトカーのEVスターをベースに再デザインされると考えられていた。しかし、これはEVスターのエクステリアデザインそのものが次期ビートとして採用されることになりそうだ。
もちろん保安要件や軽自動車規格を満たすための修正は行われる。東京モーターショー出展時のEVスターは全長3570mm×全幅1500mm×全高1100mmであった。これを軽自動車規格に収めるために、全長で-175mm、全幅で-25mmの縮小をしてくるだろう。
次期ビート EV-STER

ビート後継車は新型3気筒ターボエンジンを採用予定

次期ビートの動力源については、EV(電気自動車)としての市販化はキャンセルされ、次期ライフから搭載される新型3気筒ターボエンジンが搭載される見込み。すなわち通常のガソリンエンジン車ということになるが、エネルギー回生システムを盛り込んでくる可能性が高いと考えられる。
エネルギー回生システムは、軽自動車ではスズキが2012年9月発売の新型ワゴンRでいち早く取り入れた技術であり、燃費性能の向上に大きく貢献した。
電動ルーフはハードトップながらも樹脂製となることが想定されており、軽量ボディも期待できるだろう。
HONDA BEAT 2014
また、車両推定価格は170万円程度からとされ、主力グレードでも200万円以下で購入できる軽スポーツカーになりそうだ。軽自動車ということを考えれば少々高いが、維持費が安く済むのはメリット。アクセルを思いっきり踏み込める軽スポーツカーを待ち望む声は大きい。
ホンダ ビート 2014
写真はパリモーターショー2012のホンダブースで出展されたEVスター。市販車は軽自動車ということもあり日本市場がメイン。あくまでEVスポーツカーとしての提案だろう。今回のパリ出展により、欧州販売の可能性もあるのか?

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