ハリアーの内装比較、質感はハリアー、画面はCX-5、操作性はZR-V
内装の上質感を最優先するならハリアー、画面の大きさとデジタル機能を重視するならCX-5、走行中でも迷わず操作できることを求めるならZR-Vが有力です。3車は同じSUVでも、運転席に座ったときの印象と、毎日触れる部分の作り方が明確に異なります。
質感は、ハリアーのZ“Leather Package”、CX-5のL、ZR-Vのe:HEV Zを中心に比べます。いずれも本革を使ったシートを選べますが、ハリアーはインパネやドア、センターコンソールまで装飾を連続させ、車内全体を豪華に見せます。CX-5は大型ディスプレイを主役にした簡潔な造形、ZR-Vは物理スイッチを残した機能的な配置です。
日常で差が出るのは空調操作です。ハリアーは静電タッチ式、CX-5は画面と音声操作を中心とし、ZR-Vは温度と風量をダイヤルで調整できます。見た目の先進性ではハリアーとCX-5が目立ちますが、手探りで素早く操作できるのはZR-Vです。

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ハリアーはソフトパッドと本革、指先で分かる上質感が強み
ハリアーはインパネからドアまで合成皮革とステッチを連続配置
ハリアーは、インストルメントパネルにソフトパッドを使い、ステッチと金属調のパイピング加飾を組み合わせています。フロントドアとリアドアのトリムにも合成皮革を使い、目に入る部分だけでなく、腕や手が触れる範囲まで質感をそろえています。
センターコンソールは左右を高く立ち上げ、合成皮革のソフトパッドを備えたアームレストを組み合わせます。シフトレバーまわり、ドアハンドル、スイッチの縁にはサテン調の加飾が入り、部品ごとの豪華さより、運転席全体の統一感を重視した内装です。
Z“Leather Package”は本革シートを採用します。CX-5のLとZR-Vのe:HEV Zも本革を使いますが、シート以外の面積まで含めて高級車らしい雰囲気を作る点では、ハリアーが最も徹底しています。

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12.3インチ画面と静電タッチ空調、見栄えは良いが手探り操作は不得手
ハリアーの上級仕様は、12.3インチのディスプレイオーディオと12.3インチTFTカラーメーターを備えます。地図、車両情報、運転支援の表示面積が広く、運転席から見た先進感は3車の中でも高い水準です。
空調のヒーターコントロールパネルは静電タッチ式です。表面が平らで、停止中に見るとすっきりしています。一方、指先だけではスイッチの境目を判断しにくく、温度や風量を変える際は表示へ視線を向ける必要があります。
シフト操作は従来型のレバーで、ステアリングにも物理スイッチが残ります。すべてを画面へ集約したCX-5より操作の役割分担は分かりやすいものの、空調だけはZR-Vのダイヤル式が明確に扱いやすいです。
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新型CX-5は15.6インチ画面と引き算の造形、最もデジタル志向
CX-5はS・Gが12.9インチ、Lが15.6インチのタッチパネル
現行CX-5は、SとGに12.9インチ、Lに15.6インチのセンターディスプレイを採用します。メーターは全車10.25インチのフル液晶です。画面の絶対的な大きさでは、ハリアーとZR-Vを上回ります。
インパネは水平基調で、装飾を増やすのではなく、面を整理して広さを見せる設計です。ステアリング、シフトノブ、インナードアハンドルなど、手が触れる場所に金属調の加飾を絞り、ハリアーより簡潔で、ZR-Vよりデジタル機器を強く意識させます。
Lは本革シートとアンビエントライトを備えます。装飾の密度ではハリアーが上ですが、大型画面を中心にした現代的な見え方ではCX-5が最も強く、スマートフォンやタブレットに近い操作感を好む人に合います。
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空調も画面へ統合、音声操作は便利だが常用操作に慣れが必要
CX-5は、従来インパネに並んでいたスイッチをセンターディスプレイへ集約し、空調もタッチ操作または音声操作で調整します。Google搭載による音声操作は、目的地検索や車内機能を言葉で呼び出せる点が強みです。
ただし、温度や風量を変えるたびに画面の位置を確認する操作は、物理ダイヤルより手数が増えます。音声操作が使える場面でも、同乗者との会話中や短い操作では、手を伸ばしてすぐ回せるZR-Vのほうが速いです。
CX-5は見た目をすっきりさせる代わりに、操作を画面へ寄せた車です。停止中の情報量と機能性は高い一方、走行中の手探り操作を重視する人は、購入前に空調の操作手順を確かめる必要があります。
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ZR-Vは温度・風量ダイヤル、毎日使う操作の速さでハリアーを上回る
9インチ画面と独立ダイヤル、空調は視線を落とさず合わせやすい
ZR-Vのe:HEV Zは、9インチのHonda CONNECTディスプレイを備えます。画面サイズはハリアーとCX-5より小さいものの、運転席の視界を遮りにくく、ナビゲーションと車両設定には十分な大きさです。
空調は、運転席と助手席の温度を左右のダイヤル、風量を中央のダイヤルで操作できます。AUTO、A/C、吹き出し口の切り替えにも物理スイッチがあり、指の位置を覚えれば、画面を見続けずに調整できます。
通勤や買い物で毎日使うと、画面の大きさより、乗るたびに触れる操作の速さが効きます。冬の朝に温度を上げる、雨天時に曇りを取るといった場面では、ZR-Vが3車で最も迷いません。
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ZR-V e:HEV Zは本革とパール調ソフトパッド、華美より機能美
ZR-Vのe:HEV Zは、本革を使ったシートを黒とマルーンから選べます。インパネにはパールのような光沢を持つソフトパッドを使い、単なる樹脂面に見せない工夫があります。
ハリアーのように加飾を重ねる内装ではなく、水平に伸びるインパネと操作部のまとまりで落ち着きを出します。豪華さを強く主張しないため、第一印象ではハリアーに譲りますが、スイッチ、収納、着座位置の関係は分かりやすく、使い込むほど良さが出る構成です。
センターコンソール下にはアンダートレーがあり、上面のカップホルダーや収納と使い分けられます。小物を目立たせず置けるため、車内を片付けやすい点もZR-Vの実用的な長所です。
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ハリアー・CX-5・ZR-Vの日常比較、収納と充電端子で差が出る
ハリアーは前後Type-Cとスライド式アームレスト、定位置を作りやすい
ハリアーは、インストルメントパネル側とセンターコンソール後部にUSB Type-C端子を備えます。前席と後席で充電場所を分けやすく、家族で乗るときもケーブルが前後をまたぎません。
センターコンソールにはオープントレー、2個のカップホルダー、収納ボックスがあり、アームレストは前後へスライドします。スマートフォン、鍵、飲み物を置く場所が決まりやすく、豪華さだけでなく日常の整理もしやすいです。
ただし、コンソールの左右が高いため、膝まわりの開放感はCX-5ほど大きくありません。包まれる感覚を好む人には長所ですが、足元を広く使いたい人には新型CX-5の細いセンターコンソールが合います。
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CX-5は細いセンターコンソールで膝まわりを広げ、ZR-Vはアンダートレーが便利
CX-5はセンターコンソールを細くし、運転席と助手席の膝まわりに余裕を作っています。前席にはUSB Type-C端子を2個備え、GとLは後席にも2個を配置します。ワイヤレス充電にも対応し、充電環境は3車の中でも充実しています。
ZR-Vは、センターコンソール上面と下段のアンダートレーを分けて使えることが強みです。e:HEV Zは後席用のUSB Type-C端子とエアコン吹き出し口も備え、前席だけでなく後席の使い勝手も整っています。
収納を見せずにまとめたいならハリアー、膝まわりの開放感と充電環境ならCX-5、小物を素早く置いて取り出すならZR-Vです。収納量の数字だけではなく、運転席から手を伸ばしたときの動作で選ぶと違いが明確になります。
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ハリアーを選ぶ基準は豪華さ、CX-5は画面、ZR-Vは迷わない操作
触れたときの満足感を求めるならハリアー
ハリアーは、ソフトパッド、合成皮革、ステッチ、金属調加飾を広い範囲でそろえています。乗り込んだ瞬間の華やかさと、ドアやアームレストへ腕を置いたときの感触を重視する人には、3車で最も満足度が高い内装です。
CX-5は、12.9インチまたは15.6インチの画面を中心に、装飾を減らして先進性を見せます。大画面、Google搭載、音声操作を積極的に使う人には最も新しく感じられます。
ZR-Vは、9インチ画面と物理ダイヤルを組み合わせ、毎日の操作を短く終えられます。豪華さではハリアー、画面の迫力ではCX-5に届きませんが、運転中の操作性は最も優れています。内装選びで迷ったら、空調を触る場面を想像すると3車の性格を判断しやすいです。
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ハリアーの内装比較 まとめ
まとめ更新日: 2026/06/25
- 内装の上質感を最優先するならハリアー
- ハリアーはソフトパッド、合成皮革、ステッチ、金属調加飾を広い範囲で統一
- ハリアーの上級仕様は12.3インチディスプレイと12.3インチTFTカラーメーター
- ハリアーの静電タッチ式空調は見栄えに優れる一方、手探り操作は不得手
- CX-5はS・Gが12.9インチ、Lが15.6インチ、メーターは全車10.25インチ
- CX-5は空調を画面と音声操作へ集約、最もデジタル志向
- ZR-Vは9インチ画面と物理ダイヤルを組み合わせ、空調操作が最も速い
- ZR-V e:HEV Zは本革シートとパール調ソフトパッドを採用
- 豪華さはハリアー、画面の迫力はCX-5、日常の操作性はZR-V


























