GR GTが示すGRブランドのフラッグシップ像
GR GTは、東京オートサロン2026に出品されたGRブランドのフラッグシップ級コンセプトです。現時点で市販モデルとして確定した存在ではなく、開発中のプロトタイプという立ち位置になります。
表記上は「公道走行可/販売不可」と示されており、少なくとも展示車そのものを販売する計画はない扱いです。一方で、開発目標や同時出品車との関係性が具体的に示されていることから、将来的な市販化を期待する声が生まれやすい状況でもあります。
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GR GTとGR GT3の関係性が示す開発ストーリー
このGR GTの立ち位置をより明確にするのが、同時に出品されたGR GT3の存在です。
GR GT3はFIA GT3規格のレーシングカーとして開発されているプロトタイプで、公式説明ではGR GTをベースにしたレース車両とされています。
ロード側の核となるパッケージをGR GTで提示し、その思想と骨格を競技へ落とし込んだ形がGR GT3になるという関係が成り立ちます。
ここで重要なのは、GR GTが単なる造形コンセプトに留まらず、モータースポーツ展開へつながる基点として意味を持っている点です。
ロードとレースを同時に提示した東京オートサロン2026の構図は、GRの頂点に据える世界観を先に示し、その妥当性を競技の場で磨き上げていくという開発ストーリーを想起させます。
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GR GTのパワートレインと車体パッケージ思想
パワートレインは新開発4.0L V8ツインターボにシングルモーターを組み合わせたハイブリッドで、システム最高出力は650ps以上、最大トルクは850Nm以上という開発目標が示されています。
さらに低重心、高剛性、空力性能を重視するパッケージ思想が掲げられており、トランスミッションは新開発8速オートマチック、レイアウトはFR、2シーター構成が想定されています。
こうした要素を踏まえると、GR GTは見た目の演出だけを狙った展示物ではなく、実走を前提とした設計の延長線上にあるプロトタイプだと捉えるのが自然です。
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GR GTの発売時期と価格をどう読むか
では、発売時期や価格はどのように見ればよいのでしょうか。
現段階では、公式に発売時期や最終仕様、価格は示されていません。そのため、ここから先はあくまで予想の領域になります。
一般にこのクラスの開発車両が市販化される場合、量産車とは異なる生産体制になることが多く、少量生産となる可能性が高いと見られます。
発売時期についても、開発段階であることを踏まえると、2027年前後とする見方が中心になります。
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GR GT3の動向が左右するGR GTの将来像
今後、GR GT3側の開発が進み、投入時期や運用の枠組みがより具体的に語られるようになれば、GR GTがどのような形で世に出るのかも輪郭がはっきりしてくるはずです。
東京オートサロン2026で示されたのは、販売を約束する完成形ではなく、GRの頂点を定義し直すための出発点です。
その出発点がレース側と対になって提示されたこと自体が、GR GTの存在価値を強く裏付けています。
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GR GT まとめ
まとめ更新日: 2026/01/13
- GR GTは東京オートサロン2026に出品されたフラッグシップ級コンセプト
- 市販確定モデルではなく開発中プロトタイプ
- 展示車は公道走行可だが販売不可と明示
- GR GT3はGR GTをベースとするFIA GT3規格レーシングカー
- ロードとレースを同時に提示する開発思想が示された
- 4.0L V8ツインターボ+モーターのハイブリッドを想定
- システム出力650ps以上トルク850Nm以上が目標
- FRレイアウト2シーターで実走前提の設計思想
- 発売時期や価格は未公表で2027年前後との見方が中心









































