新型ポルトフィーノ、カリフォルニアT後継のリトラクタブルハードトップクーペ
フェラーリからニューモデル、ポルトフィーノが先月開催されたフランクフルトモーターショー2017で公開された。
新型ポルトフィーノは、電動リトラクタブルハードトップ搭載の2+2シータークーペで、カリフォルニアTの実質的な後継モデルとなる。
フェラーリ ポルトフィーノ、新設計ながらもカリフォルニアTのデザインルールを踏襲
新型ポルトフィーノのフロントからのエクステリアは、逆台形のフロントグリル、ヘッドランプの形状、フロントフェンダーからドアサイドに流れるエアアウトレットのラインが特徴となっており、これらは全くの新デザインではあるもののカリフォルニアTと共通する意匠が採用されている。
リアエクステリアは、左右2つの丸目リアコンビネーションランプ、左右4本出しマフラーをベースとするシンプルな構成で、これらもやはりカリフォルニアTの特徴を色濃く受け継いだものである。
ポルトフィーノのボディサイズは全長4586mm×全幅1938mm×全高1318mmで、カリフォルニアTから僅かにローワイドとなったが、大きくは変わらない。電動リトラクタブルハードトップについては新規開発されており、低速走行時で14秒の開閉を可能とする。
カリフォルニアTから引き継がれる3855ccのV8ターボエンジンは、ポルトフィーノではブラッシュアップを受けて最高出力600ps、最大トルク760Nmまでスペックが上げられた。
これにより0-100km/h加速で3.5秒、0-200km/h加速で10.8秒、最高速度320km/h以上のパフォーマンスを達成する。