ハイゼット トラックが15年ぶりにフルモデルチェンジ、ダイハツの軽トラが進化
ダイハツはハイゼット トラックのフルモデルチェンジ発売を2014年9月2日に発表した。
先代ハイゼット トラックは前世紀の1999年にデビューし、15年以上販売されてきたロングセラーモデルであった。今回のフルモデルチェンジでは新開発プラットフォームを導入。ドア開度は拡大され、車内は広く乗り降りしやすいものとなった。
トランスミッションは、軽トラックとしてクラス初となる電子制御式4速ATが採用される。また、経済性に優れた5速MTモデルでは、トップギアがハイギアード化され、巡航時の燃費性能改善が盛り込まれる。
JC08モード燃費は、スタンダード”エアコン・パワステレス”の5MT車で19.6km/Lとクラス最高値。同4速AT車は18.4km/Lとなった。
ショートホイールベースが引き続き採用され、最小回転半径はわずか3.6mと小回りが効くのも特徴となる。
新型ハイゼット トラックは8色のカラーバリエーションを設定、農業女子を応援
一方で、ダイハツは農水省の農業女子プロジェクトに関わっている。これまでの軽トラのテーマであった丈夫で使いやすいツールとしてだけでなく、新型ハイゼット トラックではUVカットガラスの採用や全8色のカラーバリエーションも用意され、女性からの支持を得る工夫もなされている。
車両価格は、スタンダード”エアコン・パワステレス”の2WD 5MTモデルが65万3400からの設定。この他、通常スタンダードが80万4600円から、ハイルーフが82万800円から、スタンダード”農用スペシャル”が98万2800円から、エクストラ95万400円から、ジャンボが104万7600円からの価格設定でグレード展開される。