ビーゴ後継のクロスオーバーSUV、FFプラットフォーム採用
ダイハツではコンパクトクラスの新型クロスオーバーSUVが開発中となっている。
ダイハツは東京モーターショー2017で小型クロスオーバーSUVのデザインスタディモデル、DN TRECを発表していた。あくまでコンセプトカーという位置付けで、市販化については明言が避けられていた。
開発中のモデルはDN TRECの市販型と考えられ、2016年まで販売されたビーゴ(姉妹車トヨタ・ラッシュ)を実質的に後継するモデルとなる。
DN TREC市販型は直3 1.0Lターボエンジンを搭載
ビーゴはFRプラットフォームが採用されていたが、DN TREC市販型は販売中のトール(姉妹車トヨタ・ルーミー/タンク、スバル・ジャスティ)からプラットフォームが流用され、FFベースとなる。
パワートレインは直列3気筒 1.0Lターボ、駆動方式はFFと4WD、トランスミッションはCVTの採用が予想され、やはりトールからの流用となる。
C-HRより小型のクロスオーバーSUVについては、トヨタ側でも2020年までにラインアップされるモデルの一つとしてあげられている。やはり従来のビーゴ/ラッシュ同様にダイハツ生産の姉妹車種としてトヨタでも販売されるだろう。
また、インドネシアではテリオス(姉妹車トヨタ・ラッシュ)が2017年にフルモデルチェンジしている。そのボディサイズはC-HRより大きく、パワートレインも日本市場で売るにはミスマッチ。日本向けに開発中の新型SUVはこれとは全く異なるモデルと考えてよさそうである。