アウディTTクーペの5ドアロング仕様、ホイールベースは120mm拡大
アウディはTTスポーツバックコンセプトを今月開催されたパリモーターショー2014で初公開した。
TTスポーツバックコンセプトのベースとなるのは3月のジュネーブモーターショー2014でワールドプレミアされた3代目となるアウディTTである。新型TTは独特の弧を描くルーフラインが備わった2ドアスポーツクーペのスタイリングに仕上がっており、1998年の初代モデルからのコンセプトが引き継がれた。その派生モデルとなる今回のTTスポーツバックコンセプトは、TTクーペの雰囲気を残しつつも5ドア化されている。
TTスポーツバックコンセプトのボディサイズは全長4470×全幅1890×全高1380mmで、ホイールベースは2630mm。TTクーペに対して全長は+290mm、ホイールベースは+120mm、全幅は+60mm、全高は+30mmとそれぞれ大きくなった。
リアシートとしては独立2座が備わる。
TTスポーツバックコンセプトには400psのTFSIを搭載、0-100km/h加速は3.9秒
TTスポーツバックコンセプトに搭載されるエンジンは、最高出力400psの直4 2.0L 直噴ターボのTFSIとなる。同排気量のTTSクーペの310psから高出力化されており、重量増に対応されている。むしろ420psのTTクワトロ スポーツ コンセプトの仕様に近い。
トランスミッションとしては7速デュアルクラッチのSトロニック。駆動方式は4WDのクワトロを採用している。
これらハイパフォーマンスなパワートレインにより、0-100km/h加速は3.9秒を達成。TTSクーペの4.7秒を上回る加速性能が与えられている。
