新型A4が出展される、従来型からキープコンセプトながらも120kgの軽量化
アウディの新型A4が10月に開催されたフランクフルトモーターショー2015で公開された。
新型A4のボディサイズは全長4726mm×全幅1842mm×全高1427mm。ホイールベースは2820mmとなった。
先代モデルからわずかに大型化しているものの、その増え幅は控えめで従来型のサイズ感が維持される。
新型A4のエクステリアデザインについても大まかには従来型からキープコンセプトといった印象だ。
さすがにフロントの表情はエッジの効いたデザインに変更されており新鮮さが感じられるが、横桟の大きなシングルフレームグリルは先々代から続くイメージが踏襲された。
ヘッドランプはアウディブランドとしても新しいデザインが採用されており、新型A4シリーズのアイデンティティとして認知されていくだろう。
先代モデルからの進化は軽量化にある。
新型A4は前述の通り少し大型化しながらも車体重量は先代モデル比で最大120kgの減量に成功している。
上級モデルの新型S4も発表される、新開発V6 3.0L TFSI搭載
また、上級スポーツグレードの新型S4も出展された。
新型S4に搭載されるユニットは新開発のV6 3.0L TFSIエンジンとなり、そのスペックは最高出力が354ps、最大トルクが51.0kgmとなる。トランスミッションは新開発の8速ティプトロニックを採用し、4WDのクワトロが設定される。
新型A4シリーズは、本国ドイツでは2015年11月の発売が予定されている。日本への導入時期は2016年春頃が予測される。