アウディの新型S1シリーズがジュネーブモーターショー2014で初公開
ジュネーブモーターショー2014でアウディは、新型S1と新型S1 スポーツバックをワールドプレミアした。
アウディのSシリーズはこれまでS3、S5、S6、S8、SQ5がラインナップされていたが、最小モデルのA1シリーズにS1が設定されるのは、今回が初めてということになる。
アウディS1には最高出力231psの2.0L直噴ターボエンジン、TFSIを搭載
アウディ S1に搭載されるパワートレインは、2.0L 4気筒ガソリンターボエンジンのTFSIである。最大出力231ps、最大トルク37.7kgmという性能を引き出すこのエンジンは、S1専用のチューニングが施されている。これと組み合わさるトランスミッションは6速のデュアルクラッチ式となる。アウディの4WDシステム、クワトロを駆動方式として採用しており、0‐100km/h加速を5.8‐5.9秒、リミッター最高速250km/hを達成しながらも、欧州複合モード燃費は14.3km/Lと燃費性能も優秀である。
また、アウディ S1には標準装備として、アウディドライブセレクトと呼ばれるドライブ中のサスペンションの具合やエンジンのレスポンス内容を変更して走行できる機能、およびエレクトロニックパワーステアリングシステムなどの最新技術が搭載されている。
さらに新しいボディカラーやナビゲーションシステム、さらにはエクステリアデザインパッケージなどのオプションも充実される見込み。欧州でのデリバリーは2014年春を予定している。日本市場での発売時期については未定だが、順次導入されることになるだろう。