フィットシャトルが僅か2年でフルモデルチェンジ、新型IMA&Li-ion搭載

ホンダ

新型フィットシャトルが、2013年に新型フィットと同時デビュー

フィットシャトルは昨年2011年にデビューしたばかりのステーションワゴン車である。フィットのラゲッジスペースを延長させた車体になっているわけだが、この本家のフィットのフルモデルチェンジが2013年に予定されており、それに合わせてフィットシャトルも一新される計画のようだ。
フィットシャトルは、来年2013年の時点でも発売から2年しか経たないことになるが、早くもフルモデルチェンジが行われることになる。

(写真は現行フィットシャトルハイブリッド)
フィットシャトルハイブリッド
フィットシャトルハイブリッド 2011

フィットシャトルのハイブリッド比率が高い

ここまで早いタイミングでフルモデルチェンジを受けることになった理由としては、フィットシャトルの販売の好調さがあげられる。販売台数は月間5000台ペースでまずまず好調といったところだが、ハイブリッド比率が高く、フィットシャトルを購入するおよそ9割近くがハイブリッドグレードを選択しているという。
この手のコンパクトカーは低価格なため、利益が薄いと言われるが、ハイブリッドグレードのような上級グレードが売れるということであれば話は別だ。フィットシャトルはホンダ車種の中でも重要なポジションになってきているようである。

一方で、本家フィットは2013年のフルモデルチェンジに向けて着々と準備を進めてきた。そこでもし、フィットだけフルモデルチェンジするようなことになれば、フィットシャトルは旧モデルのイメージに落ちてしまう。車体価格が高くなりがちなフィットシャトルも新型車として同時デビューさせた方が、より利益を得やすいという判断だろう。

フルモデルチェンジした新型フィット&フィットシャルの発売日は、2013年の秋頃という予測が今のところ有力である。
また、ハイブリッドモデルはリチウムイオンバッテリー採用の新型IMAパワートレーンの搭載が予定されており、その燃費性能に期待がかかる。

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