スズキのクロスビーが2025年11月11日に行われた第35回(2026年次)RJCカー・オブ・ザ・イヤー最終選考会で国産車部門3位となり、注目を集めています。2017年に発売されたクロスビーは、2025年10月2日にビッグマイナーチェンジを受けて後期型へと切り替わりました。
大幅なフェイスリフトに加えてパワートレインも全面刷新され、燃費性能を大きく引き上げることで商品力を一段と高めています。ここでは、そんな新型クロスビーの注目ポイントを詳しく見ていきます。
新型クロスビーはフルモデルチェンジ級の大幅改良、2025年10月2日に発売
新型クロスビーのビッグマイナーチェンジモデルは2025年10月2日に発売日を迎え、実質的にフルモデルチェンジ級の大幅改良として位置づけられています。単なる外観の小変更ではなく、デザインも中身も大きく変えてきました。
新型クロスビーのデザインコンセプトは「Mind Safari」とされています。このコンセプトには、日常の街中だけでなく、週末のアウトドアや遠出にも気軽に出かけてほしいというイメージが込められていて、新型クロスビーは日常使いでの扱いやすさとアウトドアレジャーでの頼もしさを両立させた小型SUVとして再定義されています。
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新型クロスビーのエクステリアデザインとボディカラー、多彩な2トーン仕様
新型クロスビーのエクステリアは水平基調デザインでタフさと安定感を強調
新型クロスビーのエクステリアは、愛着のわくアイコニックさとSUVらしいタフさを両立させる方向で見直されています。ボンネットは水平基調のデザインとなり、フロントまわりの厚みとワイド感が強調されました。これにより、サイズそのものはコンパクトなままでも、見た目の安定感や頼もしさがより強く感じられま
す。
ヘッドランプやフロントグリル開口部は、角を丸めた四角モチーフで統一されています。丸いだけでも四角いだけでもない、この独特の形は、初代クロスビーから続く「かわいさ」と「タフさ」の両方を感じさせるポイントです。前後バンパーも造形が変更され、より力強いSUVらしい印象を与えるデザインになりました。
リアまわりでは、大型のルーフエンドスポイラーが採用されていて、後ろ姿の安定感とスポーティさが強められています。テールランプは角張ったデザインに変更され、リアビューの存在感が増しています。後ろから見た時にも、新しいクロスビーであることがひと目で分かるスタイルです。
足まわりでは、新デザインの16インチ切削ツートンアルミホイールが設定されています。ホイールのデザインもSUVらしさと都会的な雰囲気のバランスを取ったものとなっていて、グレードやボディカラーとの組み合わせで印象が大きく変わります。
新型クロスビーは、旧型クロスビーが持っていた「かわいい寄り」のキャラクターから、よりSUV色を強めたデザインへとシフトしています。アウトドアギアと並べても違和感のないタフさを足しながらも、日常の買い物や通勤に使っても重々しくなりすぎない絶妙なバランスが目指されています。
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新型クロスビーのボディカラーは13パターン、ブラックタフ2トーンなど2トーン仕様が充実
新型クロスビーのボディカラーは、モノトーン4色と2トーン9色の合計13パターンが用意されています。スズキはクロスビーで2トーンルーフ仕様を早い段階から取り入れてきましたが、後期型でもその路線をさらに発展させています。
新型クロスビーには、ミスティックブルーメタリックなどの新色が設定されています。なかでも、ミスティックブルーメタリック×ブラックタフ2トーンルーフ仕様などの新色ツートンカラーは人気色となっているようです。ブラック系加飾を強調した「ブラックタフ2トーン」仕様など、アウトドア志向の仕様も用意され、キャンプ道具やアウトドアウェアと合わせてもよく似合う見た目になっています。
新型クロスビーは、各グレードで2トーンルーフ仕様やブラック加飾仕様など、多彩な外装オプションを選択できます。ホイールやドアミラー、ルーフレールなどの色味との組み合わせで、同じクロスビーでもかなり違った雰囲気に仕上がるのが特徴です。
ボディカラーラインナップは、全体として上質志向に振られた印象があり、一方で従来モデルよりポップな色味が減った印象です。派手な色で遊ぶというよりは、少し落ち着いた色で長く乗り続けるイメージに近づいていると感じられます。
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新型クロスビーのインテリアと使い勝手の進化
新型クロスビーのインテリアは水平基調とブラウン加飾で温かみのある空間に
新型クロスビーのインテリアは、インパネとドアトリムが全面刷新されています。インパネはエクステリアと同様に水平基調のレイアウトとなり、左右に視線を動かしたときにラインが揃って見えるようになりました。これにより、室内全体がより広く感じられるデザインになっています。
インテリアでは、ブラウン色味の樹脂加飾やステッチ意匠などが採用されています。これらの要素によって、クロスビーの室内は家具のような温かみとアウトドア感の両立を狙った雰囲気に仕上げられています。「道具感」が強すぎるわけでも、「高級感だけ」に寄りすぎるわけでもなく、家のリビングのように落ち着ける空間を目指している印象です。
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新型クロスビーの収納とラゲッジは2段トレイと床下収納でアウトドア用品も積みやすい
新型クロスビーのセンターコンソールは上下2段トレイ構成が採用されていて、スマホや小物の置き場所が増やされています。出かけるときに持っていく財布やキーケース、ワイヤレスイヤホンなどを定位置に置きやすく、運転席と助手席どちらからも手が届きやすいレイアウトが意識されています。
ラゲッジルームは、床下収納の形状が見直され、荷物を積みやすいスペースに改良されています。キャンプ用品やスポーツ用品など、濡れたり汚れたりしやすい道具を床下に入れて、上の段には普段使いの荷物を置くような使い分けも想定されています。
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新型クロスビーのシートとアップグレードパッケージは撥水シートとHUDで快適性を強化
新型クロスビーには、レザー調と撥水ファブリックを組み合わせたシートなどを含むアップグレードパッケージが用意されています。このパッケージでは、見た目の質感を高めつつ、アウトドアでの汚れにも配慮したシート表皮が採用されているのがポイントです。
アップグレードパッケージには 、ヘッドアップディスプレイやLEDルームランプなども含まれています。ヘッドアップディスプレイは、速度などの情報をフロントガラス付近に表示する装備で、視線移動を減らして運転に集中しやすくする狙いがあります。LEDルームランプは夜間の車内を明るく照らし、荷物の出し入れや子どもの世話などの細かな動作をしやすくしてくれます。
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新型クロスビーのパワートレインと走行性能
新型クロスビーのパワートレインは1.2LマイルドハイブリッドでWLTC21.0〜22.8km/Lを実現
新型クロスビーのパワートレインは、従来の1.0L直噴ターボエンジン+6ATから大きく変更されています。新型クロスビーは、スイフトやソリオと同系統のZ12E型1.2L自然吸気エンジンを採用していて、トランスミッションにはCVTが組み合わされています。
さらに、新型クロスビーにはISGを用いたマイルドハイブリッドシステムが全車に搭載されています。これらの変更により、従来型比で約25%の燃費向上が実現され、WLTCモード燃費は21.0〜22.8km/Lとなりました。これにより、新型クロスビーは全グレードでエコカー減税対象となっています。
パワートレインの変更によって、新型クロスビーはターボエンジン特有のパンチのある加速よりも、スムーズさと燃費重視のキャラクターへと変化しています。実用燃費が旧型1.0Lターボモデルより良く、郊外走行なら20km/L前後が期待できそうです。ただし、1.0Lターボ搭載の旧型クロスビーから乗り換えとなると、新型の加速力はマイルドになったと感じるかもしれません。
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新型クロスビーは2WDにもスポーツモードやスノーモードなど4WD由来機能を拡大
新型クロスビーでは、これまで4WD用だった走行モード系の機能が2WDにも拡大されています。一部グレードでは、スポーツモードが2WDでも選択可能になっていて、アクセル操作に対する応答が引き締まり、キビキビとした加速感を楽しめる設定になっています。
同じく一部グレードでは、スノーモードが2WDでも選択可能になっていて、雪道や滑りやすい路面での発進や加速を穏やかにする制御が盛り込まれています。さらに、グリップコントロールが2WDでも使用できるようになり、ぬかるみなどで片輪が空転した際にブレーキ制御で脱出を助けるような使い方が想定されています。
また、一部グレードではヒルディセントコントロールが2WDにも設定されています。これは、急な下り坂でブレーキを自動で制御し、一定の速度を保ちながら下れるようにする機能です。4WD車だけでなく2WD車にもこうした機能が広がったことで、クロスビー全体の安心感が高められています。
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新型クロスビーはボディ剛性向上と静粛性改善で乗り心地と高速安定性を高めた
新型クロスビーでは、ボディ剛性向上や足まわりの見直しによって、乗り心地や直進安定性が改善されています。高速道路でのレーンチェンジや長距離ドライブでも、ハンドルを切ったときの反応が素直で、車線の中央を保ちやすいように調整されています。
また、新型クロスビーにはアクティブコーナリングサポートが採用されていて、コーナリング時の安定性向上が狙われています。カーブに入ったときに内側の車輪に軽くブレーキをかけ、車体が外に膨らみにくくするような制御が行われます。
静粛性については、減衰接着剤などの採用によって向上が図られています。路面から伝わる微細な振動や、ボディのパネルが共振する音を抑えることで、室内での会話やオーディオの音を聞き取りやすくなっています。
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新型クロスビーの安全装備と先進機能
新型クロスビーの予防安全装備は自動二輪検知対応DSBSⅡや全車速ACCを全車標準装備
新型クロスビーには、新世代の予防安全装備であるデュアルセンサーブレーキサポートⅡが採用されています。このシステムは、車両と歩行者と自転車に加えて自動二輪車も検知対象としているのが特徴です。交差点での出会い頭なども含めたシーンでの検知に対応していて、前方にいる対象を見落としにくい構成になっています。
新型クロスビーは、アダプティブクルーズコントロールを全車に標準装備しています。アダプティブクルーズコントロールは全車速追従機能付きとされていて、渋滞時のノロノロ運転から高速道路での巡航走行まで、先行車との車間距離を自動で保ちながら走行できます。
さらに、新型クロスビーには車線維持支援機能や車線逸脱抑制機能が標準装備されています。車線の中央付近を走れるようステアリング操作をサポートしたり、車線からはみ出しそうになるとハンドル操作を補助したりする機能です。
新型クロスビーにはブラインドスポットモニターも設定されていて、隣の車線から接近してくる車両をサイドミラー付近の表示で知らせてくれます。降車時の後方確認を支援する機能も用意されていて、ドアを開ける際に後ろから自転車などが近づいていないかを意識しやすくなっています。
また、新型クロスビーにはアダプティブハイビームシステムが設定されています。これは、対向車や先行車を検知して、必要な部分だけライトを自動で遮りつつ、それ以外の部分は明るく照らす仕組みです。
新型クロスビーは、サポカーSワイドおよびPMPDに該当する安全・予防安全性能を備えています。ACCや車線維持支援、電動パーキングブレーキなどの先進装備を考慮すると、総合的なコストパフォーマンスは高いとされています。安全装備と快適装備を標準化したことで、日常使いとファミリーユースに強い魅力を持つモデルになったと受け止められています。
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新型クロスビーの先進装備は7インチ液晶メーターやスズキコネクト対応ディスプレイオーディオを採用
新型クロスビーは、スズキとして国内初となる7インチカラー液晶メーターを全車標準装備しています。この7インチカラー液晶メーターは、走行情報やハイブリッド作動状況などをわかりやすく表示します。ドライバーが必要な情報を一目で確認しやすいようにレイアウトされているのが特徴です。
足元まわりでは、新型クロスビーには電動パーキングブレーキが採用され、ブレーキホールド機能も装備されています。信号待ちなどでブレーキペダルから足を離しても停止状態を維持できるため、渋滞路などでの疲れを軽減する効果が期待できます。ステアリングにはステアリングヒーターが設定されていて、冬場の運転でも手元を温かく保つことができます。
電源まわりでは、新型クロスビーには急速充電対応のUSB Type-C電源ソケットが前席に2口装備されています。スマートフォンやタブレットなどを同時に充電しやすい構成で、日常の通勤から長距離ドライブまで幅広いシーンに対応します。
インフォテインメント面では、新型クロスビーはスズキコネクトに対応したディスプレイオーディオやナビゲーションを設定しています。一部グレードにはSOSボタンが搭載されていて、緊急時にオペレーターへ接続できる仕組みが用意されています。トラブルが起きたときや体調不良を感じたときなど、万が一の場面で頼りになる装備です。
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新型クロスビーのグレード構成と価格、納期感
新型クロスビーのグレードと価格はHYBRID MX/MZで約215万円〜250万円台
新型クロスビーのグレード構成は、HYBRID MXとHYBRID MZが用意されています。どちらのグレードもマイルドハイブリッドシステムを搭載し、必要な安全装備や快適装備を押さえた内容になっています。
HYBRID MX 2WDの車両価格は2,157,100円と設定されています。HYBRID MX 4WDの車両価格は2,333,100円で、雪道や悪路での安心感を重視するユーザー向けの設定です。
上級グレードとなるHYBRID MZ 2WDの車両価格は2,335,300円です。より充実した装備や上質な内装を求めるユーザー向けの位置づけで、LEDライトや一部の快適装備が標準となる構成が想定されています。HYBRID MZ 4WDの車両価格は2,500,300円で、クロスビーシリーズの中でも装備が充実したグレードです。
新型クロスビーの価格は装備充実に伴い上昇しました。支払総額が200万円台後半〜300万円前後になるケースもあります。装備内容を考えれば納得できる部分も多い一方で、気軽な価格帯というイメージからは一歩上がった印象を受けます。
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新型クロスビーの納期はおおむね1〜2か月、人気色は早めの商談がおすすめ
一部の販売店では、2025年マイナーチェンジ後のクロスビーについて、現在の納期がおおむね1〜2か月程度と案内しています。大幅改良直後の新型モデルとしては、比較的落ち着いた納期感といえますが、ボディカラーやオプション仕様によって変動する可能性があります。
グレードによっては、ブラックタフ2トーンなど人気の仕様に注文が集中することも想定されるため、希望の仕様が決まっている場合は早めに相談しておくと安心です。燃費性能や安全装備、快適装備の充実度を考えると、新型クロスビーは日常の使いやすさとレジャーでの頼もしさを両立させた小型SUVとして、幅広いユーザー層から注目されているモデルになっています。
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クロスビーのボディカラーラインアップ変更 2024年8月
スズキは2024年8月23日、クロスビーのボディカラーラインアップを改めると発表し、10月から販売を開始しました。今回の変更はカラーに限定されており、一部仕様変更には該当せず、従来からの4型の販売が継続されます。
モノトーン
モノトーンでは、プレミアムシルバーメタリックとメロウディープレッドパールが廃止され、これまで2トーンルーフ専用色だったキャラバンアイボリーメタリックがモノトーンにも拡大設定されました。従来から設定されるスーパーブラックパールとピュアホワイトパールを合わせ、モノトーンは合計3色となります。
2トーンルーフ
2トーンルーフでは、メロウディープレッド2トーンルーフが廃止され、ホワイト2トーンルーフにミネラルグレーメタリックが追加されました。さらに、ブラック2トーンルーフが2年ぶりに復活し、タフカーキパールメタリック、約3年8か月ぶりに復活するキャラバンアイボリーパールメタリック、新設定のピュアホワイトパールが組み合わされます。
2トーンルーフの全9パターンは、キャラバンアイボリーパールメタリック/ホワイト2トーンルーフ、タフカーキパールメタリック/ホワイト2トーンルーフ、ミネラルグレーメタリック/ホワイト2トーンルーフ、スピーディーブルーメタリック/ミネラルグレー2トーンルーフ、バーニングレッドパールメタリック/ミネラルグレー2トーンルーフ、メロウディープレッドパール/ミネラルグレー2トーンルーフ、キャラバンアイボリーパールメタリック/ブラック2トーンルーフ、タフカーキパールメタリック/ブラック2トーンルーフ、ピュアホワイトパール/ブラック2トーンルーフとなります。
3トーンコーディネート
3トーンコーディネートはスーパーブラックパールの1種類のみが設定され、従来どおり選択できます。
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クロスビー 一部仕様変更と値上げ 2023年12月13日 発売
クロスビーに一部仕様変更と値上げが実施され、2023年12月13日に正式発売となることが発表された。
「HYBRID MZ」と「HYBRID MV」は、一律90,200円の値上げとなる。また、「HYBRID MX」は、法規対応に伴うリヤパーキングセンサーが追加されてことで、値上がり幅は、101,200円となった。
シリーズ全体では、1,941,500~2,335,300円となる。(価格は全て消費税込み)
| 機種名 | 駆動 | 新価格(円) | 旧価格(円) | 差額(円) |
| HYBRID MZ | 2WD | 2,190,100 | 2,099,900 | 90,200 |
| 4WD | 2,335,300 | 2,245,100 | 90,200 | |
| HYBRID MV | 2WD | 2,084,500 | 1,994,300 | 90,200 |
| 4WD | 2,229,700 | 2,139,500 | 90,200 | |
| HYBRID MX | 2WD | 1,941,500 | 1,840,300 | 101,200 |
| 4WD | 2,086,700 | 1,985,500 | 101,200 |
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クロスビー マイナーチェンジ 2022年8月
スズキはクロスビーのマイナーチェンジを実施し、2022年8月10日より発売する。
クロスビーは小型クロスオーバーSUVとして、2017年12月に発売されたモデル。これまで一部仕様変更や特別仕様車の設定がされてきたものの、フェイスリフトが含まれる改良は施されていなかった。
今回、3型となる一部仕様変更とともに、新デザインのフロントグリルが採用された。月間の販売目標台数は2,000台が設定され、後期モデルとしての販売がスタートした。
新型クロスビー、マイナーチェンジ後のグレードと消費税込み車両本体価格
※旧価格
| グレード | 駆動方式 | 燃料消費率 WLTCモード走行 (km/L) | 燃料消費率 JC08モード走行 (km/L) | 消費税込み車両本体価格(円) |
| HYBRID MX | FF | 18.2 | 22.0 | 1,840,300 |
| 4WD | 17.0 | 20.6 | 1,985,500 | |
| HYBRID MV | FF | 18.2 | 22.0 | 1,994,300 |
| 4WD | 17.0 | 20.6 | 2,139,500 | |
| HYBRID MZ | FF | 18.2 | 22.0 | 2,099,900 |
| 4WD | 17.0 | 20.6 | 2,245,100 |
新型クロスビーに採用されるパワートレインは従来型キャリーオーバーの1.0L ターボエンジンのK10C型となる。トランスミッションは全車6速ATで、駆動方式としてFFと4WDが各グレードに設定される。
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新型クロスビーはアルミホイールも新デザイン
新型クロスビーはアルミホイールも新デザインが採用された。切削タイプのアルミホイールが全車に採用された。
フロントドアにプレミアムUV&IRカットガラスやIRカット機能付フロントガラスが追加された。
インパネ中央部にはUSB電源ソケット(Type-A 1個、Type-C 1個)が追加された。
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クロスビーはマイナーチェンジで新色ボディカラーが多数入れ替え
新型クロスビーのボディカラーは、車体色として「メロウディープレッドパール」と「ミネラルグレーメタリック」、ルーフ色に「メロウディープレッド」と「ミネラルグレー」が採用された。
ボディカラーラインアップはこれらの組み合わせにより、3トーンが2パターン、2トーンが7パターン、モノトーンが4パターン用意される。
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新型クロスビーのインテリアもマイナーチェンジで商品力アップ
インテリアでは、シルバーステッチを施したラックススェード&ブラウンレザー調の専用シート表皮やブラウンメタリックのインパネとドアトリムのカラーパネルなどを採用した「ブラウンアクセントパッケージ」がメーカーオプションとして設定された。
またシートカラーアクセント、シートパイピングに「レディッシュブラウン」が採用された。
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クロスビー まとめ
まとめ更新日: 2025/11/17
- クロスビーは2025年10月2日のビッグマイナーチェンジで後期型へ切り替わった
- 新型クロスビーは「Mind Safari」をコンセプトに日常とアウトドアを両立する小型SUVとして再定義された
- 水平基調のエクステリアと新デザインホイールでタフさと安定感を強めた
- モノトーン4色と2トーン9色の全13パターンのボディカラーを用意しブラックタフ2トーン仕様も設定された
- インテリアはブラウン加飾と新デザインインパネで温かみとアウトドア感を両立する空間とした
- Z12E型1.2Lエンジン+マイルドハイブリッドとCVTの採用でWLTC21.0〜22.8km/Lの燃費を実現した
- 2WDにもスポーツモードやスノーモードなど4WD由来の走行モードを拡大し安心感を高めた
- DSBSⅡや全車速ACCなど充実した予防安全装備を全車標準装備した
- 7インチカラー液晶メーターやスズキコネクト対応ディスプレイオーディオなど先進装備を採用した
- HYBRID MX/MZの価格帯は約215万〜250万円台で納期はおおむね1〜2か月と案内されている
新型クロスビー 2017年12月~
- 新型クロスビー 2017年12月発売
- 2020年10月 一部仕様変更による2型が発売
- 2022年8月 一部仕様変更による3型が発売
- 2023年12月 値上げを実施、リアパーキングセンサーの全車標準装備化で法規対応
- 2024年10月ボディカラー変更
































































































