新型レクサスRXへの搭載が予想されるエンジンラインアップ、最上級はRX500h
レクサスのRXシリーズが2022年6月1日にワールドプレミアされた。日本市場に向けて、発売日が2022年秋になることが予告された。
新型RXシリーズは、GA-Kプラットフォームで開発中となっており、NXシリーズとは共通プラットフォームの関係となる。あくまでRXシリーズが格上モデルではあるが、パワートレイン選択肢においても共通化される部分が多くなるだろう。
ただし、最上級モデルの「RX500h」は、新開発の2.4L ターボ ハイブリッドが搭載される見込みで、発売前の段階から注目されている。
現行RXシリーズは、RX300(直4 2.0L ターボ)、RX450h(V6 3.5L ハイブリッド)、RX450hL(V6 3.5L ハイブリッド 3列シートロングボディ)の3種類がラインアップされる。
次期型では、RX350h、RX450h+、RX500hなるモデルネームが検討されており、これは商標登録の状況からも明らかとなっている。
また、歴代RXシリーズに設定されてきたV6エンジンは、次期型では廃止となり、全て直4エンジンの搭載になる。
RX350h(直4 2.5L ハイブリッド)
まず新型RX350hは、A25A-FXS型 直4 2.5L ハイブリッドの採用となるだろう。既にNX350hなど多くのモデルで搭載実績があり、ダイナミックフォースエンジンと呼ばれるユニットの一つである。
RX450h+(直4 2.5L プラグインハイブリッド)
RX450h+は、A25A-FXS型のプラグインハイブリッド版で、これもNX450h+としてNXシリーズでもラインアップされている。
RX500h(直4 2.5L ハイブリッド)
そして、RX500hは新開発のハイブリッドシステムが採用される見込み。NX350で初搭載となったT24A-FTS型の直4 2.4L ターボエンジンがメインユニットとなり、リアにはeAxleと呼ばれる高出力モーターが備わる。4WD制御は、BEVのレクサスRZで採用されたDIRECT 4の技術が使われる。
RX350(2.4L コンベンショナルガソリン ターボ)
またRX350のモデルネームも復活採用され、これにはT24A-FTS型の2.4L ターボエンジンの搭載が予想される。現行の8AR-FTS型 2.0L ターボを搭載するRX300のポジションを引き継ぐモデルとなる。