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スイフトに本格ハイブリッドエンジン搭載モデルが追加発売される予定
スズキ・スイフトにストロングハイブリッドエンジン搭載モデルが、2017年終盤に発売される見込みとなっている。
スイフトは2017年1月に4代目モデルとしてフルモデルチェンジされたばかり。現在のパワートレインは、1.0Lターボ、1.2L NA、1.2L マイルドハイブリッドと3タイプがラインアップされる。そして、後追いで1.2L ストロングハイブリッドが追加されるということであったが、フルモデルチェンジから約1年遅れのタイミングでの発売がスケジュールされている。まずは10月の東京モーターショー2017での参考出品が予想される。
スイフトに採用される1.2L ストロングハイブリッドは基本的にはソリオのシステムと同タイプとなる。スズキのマイルドハイブリッドはトランスミッションとしてCVTが採用されるが、ストロングハイブリッドではシングルクラッチ式の5速AGSが採用される。シングルクラッチ式の自動変速はギアシフト時間が長く、乗客にはギクシャク感として伝わるデメリットがあった。スズキのストロングハイブリッドのシステムでは、ギアシフト中にモータートルクが介入することで、このデメリットを解消している。
AGS採用によるコストダウン効果も幾分あるようだが、本格ハイブリッドということでモーター出力およびリチウムイオンバッテリー容量は大幅に上げられ、車両価格は高くなる。ソリオの価格表によればストロングハイブリッド車はマイルドハイブリッド車に比べ約22万円高となっており、この価格差はスイフトでも同程度となるだろう。
スイスポは1.4Lブースタージェットエンジンの可能性が高い、最大トルク大幅アップ
この他、スイフト スポーツの発売も待たされている状況となっている。スイスポは前モデルの1.6Lからダウンサイジングされ、1.4Lターボの搭載が予想される。
欧州ビターラ 1.4Lターボ車は最高出力140ps、最大トルク22.4kgfmとなっており、これと近い仕様となるはず。パフォーマンス的には現モデルから向上となるだろう。スイスポもスイフトストロングハイブリッドと同じく2017年末の発売となる見込みである。