フィアット500X発売予定、オシャレな輸入クロスオーバーSUV
フィアット500Xの日本発売が公表された。
(写真は新型フィアット500X、パリモーターショー2014)
フィアット500Xは昨年のパリモーターショー2014でワールドプレミアされた、コンパクトクロスオーバーSUVモデルである。ボディサイズは全長4250mm×全幅1800mm×全高1610mmとなっており、まさにこのクラスでセールス的成功を収めた日産・ジュークに近い寸法が与えられている。
フィアット500Xは日本市場と相性が良さそうなボディサイズということで、発表当初から日本発売が期待されていたモデル。今回、日本発売が2015年秋に実現することが公式に発表された。10月28日にプレスデーを迎える東京モーターショー2015でも大きなプロモーション活動が行われるはずだ。
フィアット500Xは9速ATの搭載が確定、エンジンは1.4Lターボマルチエアを予想
フィアット500Xはジープ・レネゲードと車体のベース部分が共通化されているのも特徴の一つであった。もちろんエクステリアはフィアット500X専用デザインが採用されている。ラウンドフォルムのボディはフィアット500からの派生モデルらしさを感じる。一方でヘッドライトをはじめとするフロントデザインからはSUVらしい迫力が印象的となった。
トランク容量は350Lということで、実用性能も十分である。
フィアット500Xはグローバルモデルだけに多彩な4WDパワートレインが用意されるが、日本市場向けトランスミッションとして9速ATの採用が公表されている。エンジンについてはまだ公式発表が無いが、予想するに最高出力170psのターボマルチエア 1.4Lになるのではないか。このユニットが最も日本市場に受け入れられそうである。