VW新型T-Roc、小型クロスオーバーSUVに新たな選択肢
フォルクスワーゲンから新型クロスオーバーSUV、T-Rocが今夏にデビューした。先月に開催されたフランクフルトモーターショー2017では、さらにR-Lineをラインアップに追加し、車体が一般公開された。
新型T-Rocのボディサイズは全長4234mm×全幅1819mm×全高1573mm、ホイールベースは2590mmとなる。フォルクスワーゲングループの幅広い車種に普及が進むMQBプラットフォームが採用され、サイズ的にはポロのクロスオーバーSUV版といったところ。先行して発売されるアウディ・Q2ともキャラクターが近い。日系モデル言えば、マツダ・CX-3、日産・ジュークといったモデルと直接対抗する。
新型T-Roc、欧州ではオーダー受付中、日本発売も期待される
新型T-RocのボディスタイルはオーソドックスなコンパクトSUVそのもので、ルーフ別色ツートンカラーを用意するなど、オシャレなシティSUVとして印象づけられる。
近年のフォルクスワーゲンのモデルでは、ヘッドランプとフロントグリルをシンプルな一文字で構成されたものが多いが、T-Rocではフロントグリル部分を逆台形状に膨らませてあり、他のモデルとはまた違った表情となった。
ラゲッジサイズは標準445Lから後席を倒すことで1290Lに拡大する。
新型T-Rocのエンジンラインナップは、直噴ガソリンターボのTSIが1.0L、1.5L、2.0Lの三種類、直噴ディーゼルのTDIが1.6L、2.0Lの二種類が用意される。
欧州では既にオーダー受付が始まっており、日本発売も期待されるところである。