ヴァンガード系統の北米モデル、ハイランダーがフルモデルチェンジ
トヨタはニューヨークモーターショー2013にて、新型ハイランダーのワールドプレミアを行った。ハイランダーといえば、2000年に発売が開始され、日本ではクルーガーという名称で発売されていたSUV。2代目からはクルーガーの後継車としてヴァンガードが日本では発売されたために、ハイランダーは北米専用モデルとして売られてきた。したがって今回発表された2014年モデルの新型は、3代目ハイランダーにあたるフルモデルチェンジとなる。
新型ハイランダーのプラットフォームは、これまでと同じくカムリと共通になる。3列シートを装備した2-3-3の8人乗りで、居住性の向上がニューモデル開発の大きなテーマであった。コンセプトの大筋はこれまでと変わらず、機能性を重視した都会的な中型SUVということになる。ライバルとしては、1月のデトロイトモーターショーでコンセプトモデルが公開されたフォルクスワーゲンのクロスブルーあたりがあげられるだろう。
次期ヴァンガードはハイブリッド仕様がメイングレードと予想
新型ハイランダーのパワートレインは、2.7L直列4気筒ガソリンエンジンと3.5L V型6気筒ガソリンエンジンが用意され、トランスミッションとして6速ATの採用と公表されている。この他ハイブリッドの設定があることについても言及されており、恐らくカムリハイブリッドの2.5Lか、あるいはV6 3.5LのTHS-Ⅱの搭載になるのではと考える。
早ければ北米市場に2014年初頭に投入されるとのこと。日本発売は未定だが、2007年デビューの現行ヴァンガードがモデル末期となっており、そのフルモデルチェンジ発売として導入されることが期待される。