新型インフィニティQ30、日産が高級コンパクトカーをフランクフルトで発表予定

日産

インフィニティQ30コンセプトをフランクフルトモーターショーで公開

日産が海外展開する高級ブランドのインフィニティは、Q30コンセプトを2013年9月のフランクフルトモーターショーで公開する予定である。その予告スケッチ画像が公開された。
Q30 コンセプト
エクステリアデザインからは、最近のインフィニティのデザインルールをそのままハッチバックスタイルへ展開した印象を受ける。インフィニティは主力セダンのQ50を発売したばかりであるが、そのコンパクトハッチ版と呼べるモデルになりそうだ。

Q30コンセプトに搭載されるエンジンはダウンサイジングターボか?

Q30のライバルとしてあげられるのは、まずは国内メーカーのレクサスCTである。
(写真はレクサスCT200h)
CT200h レクサス
レクサスCTはハイブリッドエンジン搭載であるが、インフィニティQ30についてはどうだろうか。日産は2013年のニューヨーク国際オートショーで、新開発の直4 2.5Lハイブリッドを発表していたが、これはQ30にはオーバースペックに思える。これより小さなハイブリッドエンジンとなると、セレナの2.0L簡易型ハイブリッドしか日産は持っていない。開発中の2.0Lの1モーター2クラッチ式ハイブリッドについては、Q30が市販化される時期には完成している可能性が高いが、現時点では未確定。こういった状況の中、Q30に搭載されるのはハイブリッドエンジンではなく、ダウンサイジングターボエンジンとするのも一つの考えで、その候補として考えられるのがMR16DDTである。
(写真はジューク)
JUKE 2013
MR16DDTはジュークにおいて採用実績のあるエンジンで、2WDの上級グレードおよび4WDモデルに搭載されているもの。直4 1.6Lの直噴ターボで構成されるこのエンジンのスペックは最高出力190ps、最大トルク24.5kgfmであり、これはNA 2.5Lクラスエンジンに相当するパフォーマンスだ。
Q30にはこのスポーツ性能の高いダウンサイジングターボエンジンの搭載が予想される。

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