車のヘッドライトはなぜ黄ばむのか?どうすれば黄ばみを取り除けるか?

自動車 How to

厄介な車のヘッドライトの黄ばみは事故のもとにもなる?

車のヘッドライトの黄ばみは、なかなかに厄介です。始めは透明ではっきりとした光を照らしていたヘッドライトも、長く使用しているとどうしても黄ばんできて、見た目にもいいものではありませんし、ライトの明かりが暗くなり事故のもとにもなります。車のヘッドライトの黄ばみをとることなどできるのでしょうか?

車のヘッドライトの黄ばみはとることができるのか?

そもそもなぜ車のヘッドライトが黄ばむのでしょうか?車のフロントガラスや窓ガラスはそんなに黄ばみませんから、異なる素材が使われていることは容易に想像できます。例外はありますが、一般的にヘッドライトの透明なレンズ部分にはポリカーボネイトと言う材質が使われています。時間がたち黄ばんでしまうのは、ポリカーボネイトの表面にあるハードコートと呼ばれるコーティング部分が剥がれ、ポリカーボネイトの表面に汚れがたまっていくからです。

したがって車のヘッドライトの黄ばみをとるには、まずは研磨剤で磨いてポリカーボネイトの表面に溜まった汚れを綺麗に取り除き、その後でコーティングをして再度黄ばまないように対策を施しておく必要があります。汚れを磨くには、サンドペーパーで汚れを磨いて取った後にコンパウンド剤で仕上げるのがよいでしょう。コーティング剤は市販のもので問題ありません。もし作業が面倒であれば、ヘッドライトごと取り替えてしまうというのが、お金は多少かかりますが、簡単な方法です。またディーラーなどに持ち込めば、以上の作業を一万円ほどで引き受けてくれる場合がほとんどだと思います。

タイトルとURLをコピーしました