認定中古車、ディーラー車のように中古車購入時には専門用語が並ぶ
日本における中古車購入は、確かにアメリカのような諸外国から比べれば非常に小さいマーケットですが、まったく需要がないわけではありません。特にメルセデス、BMW、アウディのような外国の高級車にリーズナブルな価格で乗ってみたいと憧れる人は多く、そんな人が比較的低価格で外車を入手するには、中古車購入は自然と選択肢に入ってくるはずです。しかしいざ中古車を購入してみようと思うと、認定中古車、ディーラー車、並行輸入車、オークション代行などなど聞き慣れない言葉が並んでいると感じる人も少なくないでしょう。ここではそんな専門用語が何を意味するのか簡単に紹介したいと思います。
認定中古車、ディーラー車、並行輸入車、オークション代行のそれぞれの意味
まずわかりやすいディーラー車ですが、正規販売代理店が販売した車のことです。一方で、並行輸入車とは、正規の国内販売権を所有するディーラーを介さずに別ルートで輸入販売されるものです。
さらに正規ディーラーでも中古車を扱っているケースが多く、中古車でありながらも整備や保証に万全を期し、ある一定の期間や走行距離の保証をつけたものを認定中古車と言います。認定中古車は、保証がついている分だけ値段は割増しになりますが、安心をお金で買うと思えば一概に高いとはいえません。特に外車であればパーツや修理が、国産車に比べて高くついてしまうのは当然だからです。
また下取りに出された車は、業者のみが参加できるオークションに出品されることが多いです。それを一般の人でも入手できるように代わりに競り落とすのが、オークション代行です。中間マージンが少ない分、安く済むのが特徴ですが、保証などは期待できないというデメリットもあります。
