高級ミニバン新型グランエース登場でもアルヴェルのポジションは揺るがない

グランエース

グランエース、エグゼクティブパワーシート4席モデルは650万円から

新型グランエースは、フィリピンなどで先行販売される新型300系ハイエースがベースのラグジュアリーミニバンとして日本で販売される。東京モーターショー2019でも出品を果たしており、映像は同ショーのトヨタ車体ブースで撮影したものとなる。

グランエースのグレード構成と車両価格

2グレード構成で車両価格は以下の通り。

まずはGグレード8人乗り仕様の4列シート車、エグゼクティブパワーシートは2列目の2席のみ採用で消費税込み620万円となる。

そして、Premiumグレードは6人乗り仕様、2列目と3列目の4席でエグゼクティブパワーシート採用となる。車両価格は消費税込み650万円に設定された。

グランエース トヨタ

これまでトヨタの大型ミニバンといえば、アルファード、ヴェルファイアがあったが、新型グランエースはこれらよりも一回り大きなサイズのミニバンということで注目されてきた。ベース車両がハイエースということで、ボディサイズの割にはリーズナブルな車両価格を期待する声もあった。しかし、300万円台中盤から用意されるアルファード、ヴェルファイアよりも新型グランエースのほうが概ね高いという結果となった。

またアルファード、ヴェルファイアには車両価格700万円を超えるExecutive Loungeグレードの設定があり、こういったミニバン高級モデルを比較対象とされることもあるだろう。

グランエース リアコンビネーションランプ

新型グランエースは全車2.8Lディーゼル搭載、年間販売計画は僅か600台

パワートレインは全車2.8Lディーゼル採用で、ガソリン車、ハイブリッド車などは用意されない。
駆動方式はFR、トランスミッションは6速ATとなる。
燃費性能はWLTCモードで10.0キロとボディサイズを考えれば優秀ではあるが、やはり一般向け車種として選ばれるには、求められる性能のミスマッチを感じる。

グランエース インテリア

グランエースのボディサイズ

新型グランエースのボディサイズは、
全長5300mm×全幅1970mm×全高1990mm、
ホイールベースは3210mm。

アルファード/ヴェルファイアとの比較では、
全長+355mm
全幅+120mm
全高+55mm
ホイールベース+210mm
といったサイズ感となる。

これだけ大柄なボディサイズながらも最小回転半径は17インチタイヤ装着で5.6mと小回りが利く。このあたりFRプラットフォームのメリットを感じる部分である。

全幅1970mmについては、やはりファミリー向けとして考えるには大き過ぎる。アルファード、ヴェルファイアがファミリーミニバンとしては、これからも人気となりそう。

グランエース

エクステリア

エクステリアは、商用ベースというだけあって、プレミアム感を出していくのが難しいところ。室内空間を重視したスクウェアなボディ形状を生かし迫力のある雰囲気に仕上げられた。各所のガーニッシュ、スポイラー類もやりすぎた感じがせず、送迎車としても使いやすいイメージである。中国モデル、レクサスLMシリーズのような取って付けたようなスピンドルグリルよりも馴染みやすいと感じる。

インテリア

インテリアもやはり商用ベースというだけあって機能性重視、無骨さを感じるものとなる。デザインに先進性が薄い。木目調パネルを多用するなど、トヨタ車らしい古典的手法でプレミアム感が出されている。

足元、床面がフラットになっているが、この下には、プロペラシャフトが存在する。FR駆動が採用されているのも新型グランエースの特徴の一つ。

グランエース 3列目シート

グランエースのシート配列

シート配列は2種類。
3列6人乗り仕様はキャプテンシートが2列目、3列目の全てに備わる。そして4列8人乗り仕様では、キャプテンシート2列目に設定される。

2列目以降のエグゼクティブパワーシートは大型でクッション性も十分。オットマン付きでかなり寛げる。高剛性ボディのほか、新開発トレーリングリンク車軸式リアサスペンション、防振遮音対策によって快適なエグゼクティブな移動が提供される。

このほかインテリアではLEDサイドカラーイルミネーションが装備される。
夜間走行時に落ち着きのある雰囲気が演出される。

グランエースの販売スケジュール

新型グランエースの販売スケジュールは、2020年に入ってからの納車スタートが予想される。販売目標台数は、僅か年間600台と少なめに設定されている。

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