
陸送中のGRヤリス 擬装車両 豊田市四郷 スパイショット(画像提供 Twitter@0njCbSuFuFH7P6z 様)
GRヤリス マイナーチェンジ 後期型、東京オートサロン2024 発表期待
GRヤリスのマイナーチェンジは、早ければ2024年1月12日に開催される東京オートサロンでの発表が予想される。
現行型の納車待ちであったユーザーの中には、一部でマイナーチェンジ後のモデルへの契約変更をお願いされるケースもあったようだ。その納期は2024年春頃という話であった。この時期に、マイナーチェンジ後期型の発売日が設定されていることが想定される。

陸送中のGRヤリス 擬装車両 豊田市四郷 2023年9月21日 スパイショット(画像提供 Twitter@0njCbSuFuFH7P6z 様)
2023年9月には、陸送中の擬装車両がスパイショットされていることから、マイナーチェンジに向けてのテスト走行が実施された可能性がある。ただし、フロントやリアの一般的にマイナーチェンジでエクステリア変更が行われるような箇所は、はっきりと確認することができず、フェイスリフトの実施があるかどうかはスパイショット画像からは判断できない。
また、これとは別の車体になるが、サーキット内における擬装車両のテスト走行シーンもスパイショットされている。
「GRヤリス後期型」テスト走行<スパイショット>は、次のページ
GRヤリス マイナーチェンジ後期型は、GRカローラのエンジン採用か
ヤリスシリーズは、2020年2月に発売された通常5ドアのヤリスを含め、まだフェイスリフトが実施されていなかった。新たな顔つきの後期型モデルの準備が進められていると考えるのは妥当で、デザイン変更はGRヤリスにも実施される可能性がある。そんななか期待されているのがハンマーヘッドデザイン採用であるが、そこまでの大幅なデザイン変更は、マイナーチェンジで実現するのは難しいかもしれない。
ただし、パワートレインでは大きな進展があるかもしれない。
現行型GRヤリスのパワートレインラインナップは、「G16E-GTS型 1.6L 直列3気筒ターボ(272ps) + 6MT」、および「M15A-FKS型 1.5L NA + CVT」である。マイナーチェンジにおいては、前者の1.6LターボがGRカローラと共通の304psへパフォーマンスアップされることが見込まれているほか、8速ATモデルの追加も噂される。
さらに、インテリアでも大幅変更が期待され、これにはデジタルメーターの採用が含まれるかもしれない。やはりマイナーチェンジ後のモデルは、値上がりも避けられないと考えるが、十分に納得できる改良内容に期待したい。
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「GRMNヤリス」ワールドプレミア、東京オートサロン2022
TOYOTA GAZOO Racingは、東京オートサロン2022で「GRMNヤリス」をワールドプレミアさせた。
GRMNヤリスの販売限定台数は500台で、2022年夏頃より全国のGR Garageでの発売が予定されている。
通常GRMNヤリスの車両価格は7,317,000円に設定される。
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GRMNヤリス“Circuit package”
出展されたグレー系ボディのGRMNヤリスは“Circuit package”で車両本体価格846万7000円となる。
主に以下の装備が標準となる。
- BBS製 GRMN専用 18インチホイール
- 18インチブレーキ
- ビルシュタイン製 減衰力調整式ショックアブソーバー
- カーボン(綾織CFRP)製 リヤスポイラー
- サイドスカート
- リップスポイラー
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GRMNヤリス“Rally package”
もう一方のレッド系ボディカラーの車両は、GRMNヤリス“Rally package”で車両本体価格837万8764円となる。
主に以下の装備が標準となる。
- GRショックアブソーバー&ショートスタビリンクセット
- GRアンダーガードセット
- GRロールバー(サイドバー有)
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GRMNヤリスの車体フレーム
スポット溶接と構造用接着剤を多用し、車体強度と剛性が高められた。
赤で示された箇所にスポット溶接、青で示された箇所に構造用接着材が採用されている。
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東京オートサロン2020発表、ヤリスGRパーツ詳細、GRヤリス1.6Lターボ、ヤリス Cup Car CONCEPT 2021
2019年後半に車体公開された新型ヤリスは現在予約受付中で、2020年2月10日の正式発売が予定されています。
そんな中、いち早く発売されたヤリス GR PARTSの情報を詳しくお伝えしていきます。
そして、東京オートサロン2020で公開されたGRヤリス。こちらは1.6ターボ搭載で2020年夏頃発売予定。
最後に、2020年末発売予定の一般向けレース車両、Yaris Cup Car CONCEPT 2021について。
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GRフロントスポイラー
最初に、東京オートサロン2020で出品された赤のヤリスから見ていきます。GR PARTSのほとんどが装備され、注目を集めたモデルです。ヤリス車両本体が発売前という段階ですが、GR PARTSは既に価格も決まっています。
まずはフロントから、GRフロントスポイラーが消費税込47,300円です。
つや消しブラックの樹脂素材、地上高はオリジナルより約22mmダウン、全長は約2mmプラスとなります。
バンパープロテクター装備車を除き取り付け可能です。
GRサイドスカート
サイドのエアロパーツとしてGRサイドスカートも用意されています。消費税込み63,800円。
ツヤ消しブラックの樹脂素材、地上高約44mmダウンとなります。
プロテクションフィルム、マッドガード装備車を除き取り付け可能です。
GRリヤサイドスポイラー
後ろはGRリヤサイドスポイラーが34,100円。他のエアロパーツ同様に素材はツヤ消しブラック樹脂です。
地上高約66mmダウンとなります。
マッドガード装備車を除き設定可能です。
エアロパーツセット
ここまで紹介した3つのエアロパーツ
GRフロントスポイラー
GRサイドスカート
GRリヤサイドスポイラー
これらをパッケージしたエアロパーツセットが消費税込み145,200円で設定されます。
GRフロントバンパーガーニッシュ
次にフロントフェイスの表情を大きく変えるアクセサリーです。ヘッドランプ目頭とフロントグリルをブラックアウトで繋ぎスポーティーなイメージが強調されます。
GRフロントバンパーガーニッシュは消費税込み26,400円です。
GRサイドデカール
サイドは、チェッカーフラッグ柄のGRサイドデカールを設定。消費税込み33,000円。
GRスポーツサイドバイザー
窓枠はGRスポーツサイドバイザーを装備。
ヤリス1台分セットで消費税込み18,700円となります。
鍛造16インチアルミホイールセット
足回りのほうでは、マットブラックの鍛造16インチアルミホイールセットが消費税込み275,000円で用意されます。
メンバーブレース
メンバーブレースは消費税込み52,800円。
ボディ剛性を向上させることで、しなやかな乗り心地と安定したロードホールディング性能がもたらされます。スチール製で地上高約26mmダウンとなります。
GRカーボンナンバーフレーム
GRカーボンナンバーフレームは、フロント用とリヤ用が別々に用意されます。いずれも一つ消費税込み19,800円となります。
GRラゲージマット
GRエンブレム付きのGRラゲージマット。
消費税込み13,200円です。
GRドアハンドルプロテクター
GRドアハンドルプロテクターは消費税込み6,600円で設定。
ドア開閉時のひっかき傷を防止するだけでなく、ドアハンドルまわりをスポーティにドレスアップします。カーボン調の表面処理がされていますが、ポリ塩化ビニル製です。
IRカットフィルム
リアウィンドウ、リアサイドウィンドウにはIRカットフィルム消費税込み20,900円を用意。
透過率約21%のスモーク、約8%のダークスモークの2種類から選択可能です。
GRディスチャージテープ
そして、GRロゴ入りアルミテープとして、
GRディスチャージテープ、1台分4枚セット、工賃込み、あるいは自分で貼り付けてもOKで消費税込み5,500円となります。
GRエアロタービュレーター
フェンダーのドレスアップ。
GRエアロタービュレーターが消費税込み19,800円。
GRバルブキャップ
お手軽な装飾パーツとして、GRバルブキャップ消費税込み3,960円が用意されます。
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GRヤリス、東京オートサロン2020
新型GRヤリスです。
東京オートサロン2020でアンベール、初公開となっていました。
全長3,995×全幅1,805×全高1,460、ホイールベース2,558mm。
WRCを「勝ち抜く」ために生まれたホモロゲーションモデルです。
GRヤリスは2020年夏頃発売予定。
特別仕様車 RZ“First Edition”
特別仕様車 RZ“High-performance・First Edition”
が設定されています。
2020年1月10日から6月30日までの約6ヶ月間、Web限定で先行予約が受付中となっています。
新型車GRヤリスは、WRCに学び、そしてWRCで勝つためTMRとともに一から開発を行った、TOYOTA GAZOO Racingが展開するスポーツカーシリーズ「GR」のオリジナルモデルとなっています。
TOYOTA GAZOO Racingは、2017年モナコのラリー・モンテカルロに参戦してから現在まで、WRCを通じて世界の様々な道を知り、人とクルマを鍛える「もっといいクルマづくり」に取り組んできました。
これまでの取り組みで蓄積してきた知見やノウハウを注ぐとともに、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamに学んだ「WRCで競争力あるクルマづくり」や開発初期からの社外プロドライバーによる評価によって、世界のいかなる道でも思い通りに操れるクルマ、つまり「誰もが安心して思いのままに運転できる」GRヤリスが誕生しました。
新型車GRヤリスはTNGAの思想に基づくスポーツ4WDプラットフォームを採用。WRCの現場からのフィードバックを踏まえ、一から鍛え上げ、バランスの取れた高剛性ボディを実現するとともに、前後のサスペンションジオメトリを最適化。スポーツ4WDシステム“GR-FOUR”との組み合わせによって、高次元での動的性能を追求しています。
また、アッパーボディには、アルミ素材のエンジンフード、トランクリッド及びドアパネルに加え、形状自由度の高いSMC工法で成形されたCFRP素材のルーフパネルを採用。軽量化を図りながら優れた空力性能を示す強固な3ドアタイプのキャビンとしました。
バリエーションの一つとして搭載される1.6L直列3気筒直噴ターボエンジンは、新開発の小型軽量ハイパワーユニットとなります。
最高出力200kW
最大トルク370Nm
TNGAエンジンの高速燃焼コンセプトに加え、軽量な運動部品採用によるエンジンの高回転化、ターボチャージャーなど吸排気系の最適化によって、3気筒エンジンとして世界最高レベルの出力とワイドなトルクレンジを追求。
リズミカルな変速を可能にした6速マニュアルトランスミッションと組み合わせ、圧倒的な加速と気持ち良い回転数の伸びが感じられるエンジンに仕上げられました。
そして4WDシステムです。新型エンジンが生み出すパワーは、多板クラッチによる前後駆動力可変システム採用の新開発スポーツ4WDシステム“GR-FOUR”によって余すことなく四輪に伝えられます。前後駆動力配分の自由度を拡大し、より卓越した走行安定性を実現したとしています。
先行予約限定モデルとなる、特別仕様車 RZ“First Edition”は、RZグレードをベースに、マットブラック塗装を施したラジエターグリル、フロントサイドディフューザー、リヤスポイラー及びリヤバンパーを特別装備。消費税込み車両価格3,960,000円となります。
そしてもう一つ、特別仕様車 RZ“High-performance・First Edition”は消費税込み車両価格4,560,000円。こちらもRZグレードがベースではありますが、より限界性能を高めた“High-performance”の装備に加え、RZ“First Edition”の特別装備とともにマットブラック塗装のBBS製鍛造アルミホイールも備わった仕様となっています。
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ヤリスWRC
こちらは、東京オートサロン2020で公開されたヤリスWRC2020年モデルです。今シーズンまでは、従来型エクステリアの車体での参戦となります。
レースシーンにおいては来シーズン2021年から、新型ヤリスをベースとしたモデルへの切り替えが進められます。
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ヤリス Cup Car CONCEPT 2021
そんななか、一般向けレース車両、ヤリスカップカーコンセプト2021が公開されました。
ネッツカップヴィッツレースは2021年にヤリスカップへと生まれ変わります。
来シーズンからのレース参加に間に合うように、ヤリスカップカーは2020年末の発売が計画されています。
新型ヤリスをベースにロールケージ、専用サスペンションセット、6点式シートベルト、フロント・リア牽引フックなどレース参加を前提とした装備が与えられ、現在開発中となっています。
直列3気筒1.5LのNAガソリンエンジン搭載で、トランスミッション6速MTとCVTが設定される予定。
もちろん公道走行も可能です。
一般からレース参加を始めるにあたって、低価格な入門モデルとして注目されています。
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GRヤリス モデルチェンジ まとめ
- GRヤリスは2020年9月発売モデル
- 2023年9月にフル擬装のテストカーがスパイショット
- 2024年1月12日の東京オートサロンでマイナーチェンジ発表を予想
- GRカローラの304psエンジン採用見込み
- 8速ATモデル追加の可能性
- インテリア刷新でデジタルメーター採用期待