ダイハツ・コペンおよび、トヨタ・コペン GR SPORTの出荷停止の指示が2024年3月29日に解除された。その後、2024年5月7日から本社(池田)工場 コペンファクトリーでの生産再開の予定が発表された。
ダイハツは大規模不正を2023年12月20日に発表した。同日よりコペンの出荷も停止となっていた。国土交通省とダイハツが確認作業を行い、コペンが道路運送車両法の基準に適合していることも確認済みである。
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コペンのフルモデルチェンジは2025~2026年頃に期待、1300cc、FR、5ナンバー化
新型コペンへのフルモデルチェンジは2025~2026年頃が期待される。ダイハツによる新たな意匠登録が2024年3月4日に公開された。
その車体デザインは、ジャパンモビリティショー2023で出品された「VISION COPEN」そのものの姿で、同ショー出品前の2023年9月28日に出願されていたものである。
現行コペンは、2014年6月にフルモデルチェンジ発売された2代目モデルで、フルモデルチェンジ発売から9年が過ぎている。
「VISION COPEN」のボディサイズは、全長3,835mm、全幅1,695mm、全高1,265mmとなり、ホイールベースは2,415mmとなる。
このサイズ感は、軽自動車規格を超えており、5ナンバーカーへのシフトを示唆している。特に全幅1,695mmは、そのリアリティを強調している。
電動開閉式ルーフ「アクティブトップ」は、先代から引き続き搭載されることになる。この装備は、コペンのアイデンティティーの一つとも言えるだろう。
また、FRレイアウトが採用されることになり、これは新たな挑戦と言える。そして、電気自動車(BEV)ではなく、内燃機関を搭載している点も注目される。次世代スポーツカーとして、内燃機関を選択することは、珍しい選択となるかもしれない。
CN燃料を用いた1300ccの排気量を設定することで、環境への配慮とパフォーマンスのバランスを追求している。
86の弟分とも言える位置付けで、トヨタブランドからのOEM販売も想定される。フルモデルチェンジに関する具体的な情報はまだコンセプト段階にとどまっており、全貌が明らかになるのはこれからだ。
しかしながら、計画が中止される可能性も否定できない。
2024年2月の会見でダイハツ工業は新たに井上氏を社長に迎え入れることを公表した。
この場で、トヨタの佐藤社長はダイハツが今後、軽自動車中心の事業内容へのシフトを検討していると報告した。これにより、軽自動車以外の事業を完全に撤退するわけではないが、1300ccクラスとされる次期コペンの計画がどのように進むのかは明確ではない状況だ。
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コペン 20周年記念特別仕様車 2022年6月
ダイハツの軽オープンスポーツカー「COPEN(コペン)」が、2022年6月で初代モデル発売から20年を迎えた。20周年を記念する特別仕様車が設定され2022年9月に発売された。
初代「コペン」は、誰もが気軽に楽しめる本格的オープン・スポーツカーとして開発され、ユニークな外観デザインや電動開閉式ルーフ(アクティブトップ)等の高い商品性と「持つ悦び、操る楽しさ」が評価された。
さらに、2014年のフルモデルチェンジで発売された2代目モデルでは、コペンの象徴ともいえる電動式開閉ルーフは継承しつつ、新骨格構造「D-Frame」、内外装着脱構造「DRESS—FORMATION」の採用により「感動の走行性能」と「自分らしさを表現できるクルマ」が実現された。
「Robe(ローブ)」、「XPLAY(エクスプレイ)」に加え、2015年に「Cero(セロ)」、2019年には第4のモデルとして「GR SPORT(ジーアール スポーツ)」が発売された。
20周年を記念して2代目として初となるTVCMの放映を開始された。
またスペシャルサイトにて、これまでのコペンの歩みと特別仕様車の情報が公開されている。
この20周年記念特別仕様車は、1,000台限定生産で、2022年6月20日(月)より全国一斉に先行受注が開始された。その後、6月24日(金)に、受注台数が1,000台に達し、既にオーダー受付を終了させている。
丸目のヘッドランプが初代を想起させる「セロ」をベースに、1台1台職人が手作りでつくりあげるコペンの上質さを際立たせる特別装備として、2代目では初めてとなる本革製のスポーツシートが採用された。
自然の中で美しく映える、アイボリーの内装色とシートのコーディネートに加え、20周年の記念エンブレムとシリアルナンバー入りのスカッフプレートで特別感が演出される。
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新型コペン フルモデルチェンジまとめ
まとめ更新日: 2024/04/16
- 出荷停止の指示が解除された(2024年3月29日)
- 生産再開は2024年5月7日
- 現行型、2014年6月発売の2代目コペンの販売期間は9年以上
- 次期型コンセプト「VISION COPEN」がジャパンモビリティショーで出品
- 初代コペンを思わせるスタイリング
- 丸目のデイタイムライト
- ボディサイズ: 全長3,835mm、全幅1,695mm、全高1,265mm、ホイールベース2,415mm
- 5ナンバーカー&グローバルモデルへ転身
- 電動開閉式ルーフ「アクティブトップ」継続採用
- FRレイアウトを採用
- CN燃料を活用の内燃機関を搭載
- 排気量は1300cc
- 「86」の弟分的なポジション、トヨタブランドからのOEM販売予想