新型【コルト】復活いつ?2023年秋の欧州発売、日本販売は?姉妹車種ルノー・ルーテシアが286万円~購入可能【三菱最新情報】

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三菱自動車は、新型「コルト」を2023年10月に欧州で発売すると発表した。5ドアのコンパクトハッチバックをして使われてきた「コルト」のモデルネームは、2013年1月の日本販売終了以来の復活採用となり、2代目として新たなスタートを切る。

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アライアンスパートナーであるルノーからOEM供給を受ける新型「コルト」は、アライアンスによるCMF-Bプラットフォームが採用された。

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生産はトルコのルノー社ブルサ工場が担当する。販売は三菱自動車のネットワークを通じて行われる。

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なお、現在のところ日本発売されるという話は無い。

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新型コルトの特徴

新型「コルト」のデザインは、欧州市場を意識したスポーティかつ力強い外観を持つ。フロント部分には三菱自動車の「ダイナミックシールド」のデザインコンセプトを踏襲した、広がりを持つグリルを採用。スリムなフルLEDヘッドライトとL字型のLEDデイタイムランニングランプが織り成すシャープな表情が特徴となる。リヤ部分もワイド感を強調するバンパーにより、スポーティかつ安定感のあるデザインを確立した。

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パワートレインでは、環境に配慮したハイブリッド(HEV)モデルとガソリンエンジンモデルを設定。HEVモデルは1.6Lガソリンエンジンと2つのモーター、マルチモードの自動変速機、そして1.2kWhの駆動用バッテリーを組み合わせている。ガソリンエンジンモデルでは、1.0Lのガソリンターボエンジンと6速マニュアルトランスミッション、または1.0Lガソリンエンジンと5速マニュアルトランスミッションの組み合わせが提供される。

新型「コルト」の室内は、高品質な感触を持つ。中央インストルメントパネルに配置されたスマートフォン連携ディスプレイオーディオ(SDA)は、7インチと9.3インチのディスプレイを介して、「マルチセンス」システムを操作することが可能で、走行モード、エンジンの出力特性、ステアリングフィール、車内環境などを個別設定できる。走行モードは「マイセンス」、「スポーツ」、「エコ」の3つから選択可能だ。BOSEプレミアムサウンドシステムにより、鮮やかなオーディオ体験を楽しむことができる。

安全装備も充実し、ドライバーの運転をサポート。レーダークルーズコントロールシステム[ACC](全車速追従機能付)、車線逸脱防止支援機能[LDP]、駐車支援システム Easy Park Assist、衝突被害軽減ブレーキシステム[FCM]、車線逸脱警報システム[LDW]、オートマチックハイビーム[AHB]、標識認識システム[TSR]、後側方車両検知警報システム[BSW]、後退時交差車両検知警報システム[RCTA]といった最先端の安全装備を装備しており、安全・安心なドライブを提供する。

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新型コルトは、ルノー クリオ(ルーテシア)のOEMモデル

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新型コルト ティザー

ヨーロッパ向けに開発された新型コルトは、最先端の技術と最新世代のパワートレインを搭載し、ハイブリッド(HEV)バージョンも含まれる。

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バックドアのプレスラインは、ルノークリオと全く同じように見える

三菱自動車は、2023年4月4日に新型COLTのローンチを確定。6月8日の発表と、秋のヨーロッパ市場での発売が予定されている。ヨーロッパ向けに開発され、高度な技術が導入されたCOLTは、3月に新型SUV ASXが登場したヨーロッパのBセグメント市場において、ブランドのラインアップが補完される。

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ルノー クリオ(ジュネーブ 2019)

1960年代に登場し、主にコンパクトな車両で世界的に普及してきた「COLT」は、三菱自動車のラインアップで最も知られるものの一つ。2004年から2014年に販売された先代モデルは、特にヨーロッパで40万台以上が販売された。

三菱自動車ヨーロッパのフランク・クロル社長兼CEOよると、「新型COLTは、2023年三菱自動車が新型ASXに続いて投入する2つ目のモデルであり、2024年は新型アウトランダーPHEVが登場することで、製品攻勢が続く」としている。さらに「ヨーロッパのBセグメント市場で三菱自動車の地位を再確立し、COLTという名にふさわしい競争力のある新モデルをお客様に提供できることを嬉しく思います」とした。

新型三菱COLTは、ガソリンエンジンとハイブリッド(HEV)が新車販売の約80%を占めるセグメントのニーズに対応する、最先端のパワートレインのラインアップで提供される。

エントリーモデルのエンジンは、革新的な1.0リットルの3気筒ガソリンエンジンで、5速マニュアルトランスミッションと組み合わせて49kWの出力が発揮される。より高い性能のモデルとして、67kWの1.0リットルの3気筒ターボガソリンエンジンが6速マニュアルトランスミッションと組み合わせて提供される。

そして、ラインアップのトップには、105kWの出力を持つハイパフォーマンスなハイブリッド(HEV)パワートレインがあり、1.6リットルのガソリンエンジン、2つの電気モーター、およびマルチモード自動変速機が組み合わさる。

すべてのパワートレインは、2023年秋の発売時に利用可能となる。

  • 1.0リットルMPI:多点燃料噴射式3気筒ガソリンエンジンと5速マニュアルトランスミッションを組み合わせたもの。出力:49kW。CO2:119-122g/km。
  • 1.0リットルMPI-T:多点燃料噴射式3気筒ターボガソリンエンジンと6速マニュアルトランスミッションを組み合わせたもの。出力:67kW。CO2:118-121g/km。
  • 1.6リットルハイブリッド(HEV):1.6リットルガソリンエンジンと2つの電気モーター、1.2kWhのバッテリーを組み合わせ、マルチモード自動変速機と組み合わせたもの。出力(合計):105kW。CO2:95-101g/km。

新型三菱COLTは、ルノー・日産・三菱アライアンスのCMF-Bプラットフォームをベースにしており、最新のアクティブ・パッシブ安全システムが採用される。

COLTのモダンなインテリアには、ドライバーが搭乗中の体験をカスタマイズしながら接続を維持できる高度なインフォテインメントシステムが搭載される。

新型COLTは、トルコ・ブルサのルノー工場で生産され、2023年秋から販売が開始される予定となっている。

新型コルトは、ルノー生産クリオのOEM車種、日本発売は無さそう

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三菱自動車は、2023年3月10日に発表した中期経営計画「Challenge 2025」で、新型コルトのティザー画像を公開した。国内向けラインアップでは、ミラージュの販売が2023年3月を以って終了となる計画で、これを後継する登録車クラスのコンパクトカーの導入が待望されている。

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販売終了となるミラージュ(東京モーターショー2011)

新型コルトについては、2022年4月の段階で欧州向けに2023年秋に発売することが予告されていた。

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新型コルト ティザー (2022年発表)

当初公開されたティザー画像では、CMF-Bプラットフォームが採用されるルノー・ルーテシア(欧州名 クリオ)をベースとしたモデルが想定された。リアドアハンドルは、ピラーマウント式が採用される。三菱の専用デザインとしては、スリーダイヤが輝く、フロントアッパーグリルが特徴的であったが、ロアグリルなどは隠されたままであった。

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クリオ(ジュネーブ 2019年)

現行型ルーテシアのボディサイズは、全長4075mm×全幅1725mm×全高1470mm、ホイールベース2585mmとなる。

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新型コルトには、ルーテシアのマイチェン版デザインを採用か

新型コルトのベース車であるルーテシアは、2019年のフルモデルチェンジ発表から時間が経過しつつあり、フェイスリフトが含まれるマイナーチェンジが計画されてきた。

その開発車両もスパイショットされており、フロントロアグリルには「ハ」の字に並ぶデイタイムランニングライトが新デザインとして採用されることが、確認された。

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今回、三菱が発表した新型コルトの新たなティザー画像でも、このデイタイムランニングライトが確認でき、このあたりは「マイチェン版クリオ」と「新型コルト」で共通デザインである可能性がある。

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また、「Challenge 2025」の中で示された商品投入スケジュールによると、新型コルトらしきモデルは、「Alliance -Renault」のライムライン上にあり、やはり、ルノー生産のOEMモデルであることは間違いないようだ。また、その発売時期として2023年の後半から2024年にかけてが示されており、2023年秋の発売としていた当初の計画は大きく遅れていないと考えられる。

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新型コルトには、1.6L E-TECH FULL HYBRID搭載か

新型コルトには「1.6L E-TECH FULL HYBRID」の搭載が予想される。ティザー画像からは、ドアパネル前方に、パワートレイン種別を示すバッヂが確認できる。

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新型コルト ティザー画像

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アウトランダー プラグインハイブリッド

プラグインハイブリッド車のアウトランダーに貼られているものとデザインは近いが、「PLUG-IN-HYBRID」に相当する部分が、新型コルトでは短くなっており、「FULL HYBRID」などの表記が想定される。

「1.6L E-TECH FULL HYBRID」は、日本販売されるルノー・キャプチャーでも採用されている。

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まとめ

まとめ更新日: 2023/06/11

  • ミラージュが2023年3月に国内販売を終了
  • 後継の国内向けコンパクトカーとして、コルトの復活が期待されるが実現性は低そう
  • 欧州向けは2023年秋の発売が予告されている
  • ティザー画像公開済み
  • ルノー生産のCMF-Bプラットフォーム車、クリオ(ルーテシア)のOEMモデル
  • クリオは2023年春のマイナーチェンジでフェイスリフト
  • コルトのティザー第二弾を中期経営計画「Challenge 2025」で公開
  • スパイショットされていた新型クリオと特徴が一致
  • パワートレインは1.6L ハイブリッドのE-TECH
  • 1.0LのNAとターボのコンベンショナルガソリンエンジンも欧州でラインアップ

新型コルト 姉妹車種 ルノー クリオ 画像 2019年 3月 ジュネーブ

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