SKフォレスターは、助手席を最前方にリアレンジすることで、長さ2100mmの長尺スペースを確保できます。このスペースは、特に身長が高い人でも快適に休息を取ることができる広さであり、車中泊の基本的なニーズを満たします。しかし、この配置だけでは、後席足元に空間があるため、そのままでは寝床として利用するのは難しいでしょう。板状のアイテムを敷くか、または後席足元を埋める収納ボックスなど、準備をしておくことで、快適な睡眠空間を作り出すことができます。
後席をフォールディングさせた場合、完全にフラットな床面は得られませんが、かなりフラットに近い状態になります。ただし、床面の前方からバックドア内張りまでの長さが1519mmと限られているため、より長身の人にとっては、床面を延長させることが快適な車中泊には必須となります。
また、およそ身長1670mmまでであれば、助手席側ラゲッジを荷物置きとして使い、運転席側ラゲッジに仮設ベッドを設置して、ドライブすることも可能です。
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SKフォレスターのラゲッジは長尺物の横置き収納に対応、ホイールハウス後ろの凹みがしっかり
さらに、SKフォレスターを含めたスバルの車種はラゲッジ後端部分の設計に特徴があります。
この部分には1588mmまでの長尺物を横置きできる対応力を持ち、ホイールハウス後ろの凹みが釣り竿などの長尺物の収納に便利なようにしっかり設けられています。この凹みは、幅約10センチ、高さ約22センチあります。他メーカーと比較しても、スバルはラゲッジの横置き長尺物の積載性に特に拘って設計していることがうかがえます。
これらの特徴を踏まえると、スバルの車種は、車中泊を快適に過ごすための様々な工夫が施されていることがわかります。助手席や後席の配置変更からラゲッジスペースの特殊設計に至るまで、ユーザーの快適性を考えた設計がなされています。これらの機能は、長距離ドライブを伴う旅行や、自然を満喫したいアウトドア愛好家にとって、車中泊の魅力をさらに高めるものと言えるでしょう。
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SKフォレスター車中泊まとめ
まとめ更新日: 2024/02/16
- 前席と後席の間の足元の空間を埋める工夫が必要
- 後席フォールディングにより、比較的フラットな床面を実現
- 前後長は十分に確保される
- 板状の寝床が用意できれば、より快適
- ラゲッジの収納力では、1588mmまでの長尺物の横置きに対応