コンチネンタルGT3コンセプト、2013年にベントレーがレース復帰宣言

ベントレー

ベントレーのGT3参戦を予告するコンチネンタルGT3コンセプト

今年2012年のパリモーターショーで、ベントレーが満を持してレースシーンに戻ってくると話題になったコンチネンタルGT3コンセプトを紹介しよう。
ベントレー コンチネンタルGT3コンセプト
名前の通り、2013年末までにこのコンチネンタルGT3コンセプトのマシンでGT3レースに参戦すると宣言したとあって、古くからのレースファンには感慨深いニュースであった。というのもベントレーと言えば、1920年代から30年代にかけてルマンで栄光をほしいがままにしていたものの、1931年のロールスロイスとの合併にともなってレース活動を中断していた。2003年にフォルクスワーゲン傘下に入り、アウディの技術強力を得たベントレー・スピード8がルマンで久しぶりに1-2フィニッシュを達成したものの、それからはレース参戦を再び中止し、沈黙を守っていたのである。

コンチネンタルGT3コンセプトはGT3レギュレーションに対応

さてコンチネンタルGT3コンセプトの基本となっているのは、コンチネンタルGTスピードである。コンチネンタルGTスピードと言えば、ただでさえ市販車ベントレーとして最速と知られているわけだが、車高をさら低くし、タイヤ・リアウイングを大型化するなど、よりスポーティーでレースに適した装備となっている。
ベントレー コンチネンタル GT3 コンセプト
コンチネンタルGT3コンセプトの詳しいスペックは未公表だが、FIA(国際自動車連盟)のGT3レギュレーションに対応しているということで、発表が待ち遠しい。巷でもベントレーがレースへ復帰することへの期待はかなりのもので、コンチネンタルGTスピードの勇姿を早くサーキットで見たいという声は非常に多い。

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